カテゴリ:島のこんな話題( 35 )

今年もウシュマイとンミーがやってきた

a0094201_8545439.jpga0094201_9144940.jpg
 今月は新旧の暦が重なっていて、旧暦でも今がお盆の最中となっています。
 石垣の旧盆といえばこれ。
 アンガマを見てまいりました。
 あの世からやってきたウシュマイ(おじいちゃん)とンミー(おばあちゃん)がたくさんのファーマー(子や孫)をひきつれていろんなお家を訪問し、歌や踊り、そして楽しい問答を繰り広げてくれます。
 民家でやることも多いのですが、その家に関係していなくても見学させてくれるようです。
 アンガマの概要は去年のブログにも書きましたのでそちらをご参照ください。
 あの世のあれこれについて質問に答えてくれるウシュマとンミー。
 ウシュマイが手に持っている涼しそうないいものはなんですかぁ?
 「これはな、グショー(あの世)のリモコン付き全自動クーラーじゃ。」
 とひそかに袖に入れていたリモコンを質問者(これも青年会の人)に渡してスイッチを入れさせるウシュマイ。
 弱、中、強、、、そしてスーパー強?。
 両手でグワーっとこちらを扇ぐウシュマイ。
 おお、涼しい。
 「これで地球温暖化を防ぐのじゃ。」
 と時事ネタも入る楽しい問答でした。
 ウシュマイ、ニーファイユー。

 11年前の今日。1997年8月14日。旅の449日目。イギリス。
 ランズエンド岬を目指すサイクリング3日目。
 
 この調子だと予定の10日間でロンドンまで戻れない、と焦り始めた。
 今日は8時半に出発。
 目標は「イングランド南西部」の地図に入ること。
 昨日の調子だとなんとか70kmは進めそうだ。
 筋肉痛もひどいが、なんとか目標地点に達してペースをつかみたい。
 
 ウェアハムという町の近くサンドフォードというところに泊まる。
 ぎりぎりで2枚目の地図「イングランド南西部」に入った。

 この自転車の旅を思いつかせてくれたのは、ユーラシア大陸をギターを持って自転車で横断する男Y君だった。
 彼に自分の自転車旅の話をしらせたら、彼が使っていたギターのタブ譜を送ってくれた。
 楽譜の中から初心者でも弾けそうなものを探してみる。
 井上陽水「夢の中へ」
 4つしかコードを使わない。
 やってみると、つっかえながらもそれらしい音が出せる。
 おお、自分で曲が弾けるってこんなに楽しいのかぁ。
by haiderinn | 2008-08-14 23:59 | 島のこんな話題

フクギの実おちる頃

a0094201_8464567.jpga0094201_8465528.jpg 
 月のない夜。
 カラスのような大きな羽音とネズミのような鳴き声。
 街灯の明かりに照らし出されてときおり見える黒い影。
 この時期フクギの実を狙って集まってくるヤエヤマオオコウモリです。
 私たちの家の隣にはフクギが防風林としてたくさん植えてあるので、夜中になると本当にたくさんのコウモリが集まってきます。
 ヤエヤマオオコウモリは体長20cmほどですが、羽を広げると80cmほどあるというので内地のコウモリと違って、暗い中にたくさん飛んでいるとそれはそれで不気味です。
 フクギは花が咲くころも甘いような、それでいてその中にタバコが混ざったようなちょっといい香りとは言い難いにおいがするのですが、実もまた独特ににおいます。
 なんというか、ガス漏れか!と確認してしまうようなにおい。
 ほっておいても勝手に落ちてきて割れるのですが、コウモリたちがつつくものですから朝になると大量のフクギの実が道端に落ちています。
 これも石垣の夏の風景です。

 11年前の今日。1997年8月3日。旅の438日目。オランダ アムステルダム。
 今日もパソコンに向かう。
 サオちゃんは「ゴッホ美術館ぐらいいけるといいね」と言ってくれたが、どうもいけそうもない。
 長く世話になったアイザワ宅は明日出発することになっている。
 夕方までかかってようやく仕上がった。
 牛追い祭りのことを書いた。
 書き上げたことで気分よかったが、結局アムステルダムまで来てゴッホ美術館を見ずに終わってしまった。
by haiderinn | 2008-08-03 09:18 | 島のこんな話題

台風がくるまえに

a0094201_803496.jpg いやあ、昨日の朝の熱帯低気圧が本当に台風になっちゃいましたねえ。
 すでに不気味な雲に覆われてきている石垣島地方です。
 ただ、予報によると台風が本格的に上陸する可能性があるのはあす以降。
 今晩はまだ大丈夫かも。
 そこで今晩のこんなイベントのご紹介。
 
 「YAEYAMA coral cafeteria project vol.3」

 八重山サンゴ礁保全協議会事務局の皆さんが主催する企画。
 八重山の海が好きで、海を守りたいと思っているのだけれど、どうしていいのかわからない、という方にぜひ参加してほしいそうです。
 飲み物など飲みながらゆんたくする、という気軽な集まりで、今日のテーマは
 「八重山のサンゴ礁 今昔よもやま話」
 です。
 こんな素敵なイベント朔でもやれたらいいのですが、今回の会場は朔ではありません
 「かえる家」さんです。
 八重山郵便局から「文館前」の交差点を桟橋通り沿いに北にあがって2つめの建物(左手)。
 時間は19:00~20:30(受付は18:40~)
 参加費は1ドリンクオーダーで500円(20歳未満の方は350円)だそうですよ。

 今回の台風がサンゴにとって恵みになればいいですね。

 11年前の今日。1997年7月26日。旅の430日目。オランダ アムステルダム。
 ボロボロの川崎麻世ジーンズを新しいものにしようとアイザワがドロボー市と呼んでいる近くの衣料品市場に出かけた。
 中古のジーンズが一本10ギルダー(約600円)という破格値で手に入った。
 夕方からは映画「ビーンズ」(ミスター・ビーン)を見に出かけた。
 ほとんど顔で笑わせるものなのでセリフが分からなくてもそれほど困らなかったが、うわさほどは笑えなかった。
by haiderinn | 2008-07-26 08:19 | 島のこんな話題

南の島の星祭り ライトダウンに協力します

a0094201_8264254.jpg 8月9日(土)は毎年おなじみ「南の島の星祭り」が行われます。
 国立の天文台があるほど星の観測に恵まれた石垣島。
 内地だと冬のほうが晴れて乾燥しているためか星がよく見えますが、こちらでは曇りがちの冬よりも夏の夜空のほうがきれいにみえます。
 月のない日などは夜中に街中からでも天の川が見えますが、ちょっと車で走るとすごい星の数です。
 ただ、やはり早い時間ですと街の灯りはやはり明るい。
 そこで、お祭り当日は夜8時30分から一時間、石垣島全島ライトダウンを呼び掛けています。
 このライトダウンの呼びかけ、毎年行っているのですが、なかなか効果があがっていないようにも思えます。
 ライトダウンの瞬間どれほどの灯りが消えるのかドキドキしながらバンナ岳の展望台から見ていたら、まったく何も変わらずがっくりきた、という人も。
 まあ、街灯なんかは消せないのは仕方ないでしょうけどね。
 でも、ホテルやマンションなんかは高くて目立つので協力してくれれば少しは違うんじゃないかと思います。
 そこで、微力ではありますが、TRAVELERS' CAFE 朔ではお祭り当日ライトダウンに協力させていただきます。
 しかし完全に暗くするわけにも行きませんので、毎度ワンパターンですが、18時30分よりキャンドルナイトとさせていただきます。
 この前の夏至の日のキャンドルナイトのときにもお出しいたしましたスペシャルドリンクの「モヒート」と「ココナツクリームソーダ」もこの日は登場。
 さらに、当日のキャンドルナイトの営業時間に徒歩にてご来店のお客様にはその週の週替わりデザート(未定)をプレゼントさせていただきます。
 昨年は台風でせっかくの星祭りは流れてしまいましたが、今年は楽しいお祭りになるといいですね。

 11年前の今日。1997年7月22日。旅の426日目。
 夜行でパリに到着。そのまま列車を乗り換えて久しぶりのアムステルダムへ。
 再びアイザワ宅に世話になる。
 今から思えば恥ずかしい話だが、そのとき自分は平気でひじが抜けたシャツをはおっていた。
 それを見てアイザワはなぜか「川崎麻世のようだ」、と笑った。
 日本に出張してきたばかりの同僚のオザワ君とともに乾杯。
 ビールがとてつもなくうまい。
 この安心感はいったい何だろう。
 気のおけない人間がまわりにいるからなのか、しばらくホテル探しをしなくてもいい、という安心感なのか。
 旅につかれているのかもしれない。
by haiderinn | 2008-07-22 08:48 | 島のこんな話題

夏休み 海の生物を見に行こう 西海研究所公開です

a0094201_9222993.jpga0094201_9224182.jpg 石垣島は小中学生の夏休みに入りました。
 いいなあ。今から40日間も休めんのかよ。
 そんな夏休み最初の週末、お父さん、お母さん、こんなイベントはいかがですか?
 桴海のほうにある西海区水産研究所が本日10時から16時まで一般公開です。
 年に一度の公開日だそうです。
 イベントもなかなか楽しそう。
 もずく重さあてゲームは賞品ありだそうです。
 海洋生物の展示コーナーでは「ナポレオン」がいるそうですよ。
 水族館ですね。
 それから研究所の方がとってきたという危険生物「ハブクラゲ」。
 自分は本物見たことありません。
 子供さんたちも見てどんなやつか知っておいたほうがいいかも。
 それから講演会もあって、タイトルは
 「サンゴの増え方、増やし方」
 いいですねえ。面白そう。
 サンゴ増やせるんですね。
 この講演は11時からと14時からの2回あります。
 普段は入れない西海研究所がどんなところか見たい、という方も行ってみてはいかがでしょうか。
 もちろん朔は通常営業なので私たちは行くことができませんが。。。

 11年前の今日。1997年7月19日。旅の423日目。フランス キブロン。
 フランスの地方では厨房設備が自由に使えるユースでやすく泊まれるところが多い。
 若者でも気軽に旅できるところがいい。
 このところ夕食をつくるのが楽しみになってきた。
 この日の日記によると
 「まだ多くを作れるわけではないが、一つ一つ自分の手でできるようになるのがとても嬉しい」
 と書いてある。
 この辺に今の仕事につながるちいさなルーツがある。
 28歳にして子供のような喜びだが、コンピュータシステムの仕事で頭でっかちな生活していたそのころの自分を考えると、自分の体をつかって作業し、目の前に手で触れるものがどんどんできあがっていって、しかも単純に食べる楽しみがあるというのは、やはり大きな発見だったと思う。
by haiderinn | 2008-07-19 09:36 | 島のこんな話題

台湾行のフェリー 続報

 以前書いた有村産業破産で台湾行のフェリーがなくなってしまう、という話題の続き。

 「台湾行フェリー存続するらしい」
 という情報をキャッチしたので、新聞等で記事を見てみると、これまで台湾行フェリーを運航していた有村産業は破産手続きに入るものの新会社「琉球フェリー」が事業を受け継ぐ、というようなことが確かに書いてありました。
 おお!
 「離島航路や台湾航路はこれまで通り運航され、将来的には上海航路も開拓していく予定」(6月7日 八重山毎日新聞)
 な、なにぃ!
 上海航路!石垣から上海まで船で行けるんですかぁ?
 
 しかし、よくよく読むと新会社「琉球フェリー」が破産する有村産業から購入するフェリーの購入希望額を40億円としているのに対し、有村産業の債権者(有村産業からお金を返してほしい人たち)は70億円ぐらいでの売却を見込んでいる、とのこと。
 ずいぶん開きがあるなあ。
 さらに、「琉球フェリー」がフェリー運航に必要としている資金が5億円で、地元自治体に費用負担要請をしているものの、民間のスポンサーはまだみつかっていない状態。
 今のところ「琉球フェリー」という会社の資本金は10万円だそうです。
 税金の一部がフェリー存続に使われてもかまなわい、とは思いますが、回せるお金があるのかどうか。
 そうだ、ガソリン税をこっちにまわしてくれい!
 船が使ってるのはガソリンじゃないけど。
 たばこ税も頼むよ!
 石垣のたばこ税への貢献度はたかいはず。
 早くスポンサーが見つかるといいのですが、上海航路どころか、離島、台湾航路の存続はそれほど簡単ではないのかもしれません。

 11年前の今日。1997年6月26日。旅の400日目。
 バランソールをでて一気にスペイン バルセロナへ移動。
 到着はもう夜になっていた。
 早速サグラダファミリアへ行ってみた。
 地下鉄の出口を上がって振り返った瞬間、あまりにまじかに有名なあの建物の形がみえたのでギョッとした。
 しかしなんだか予想より低かったので少し失望した。
 それで自分がガウディ独特の建物の形ではなく単に高い塔を期待していたのに気づいた。
 まあ、いいか。
 皆がみんな、サグラダファミリアみて感激しなくければならないわけでもなし。
 塔は離れて見ると美しいと思えた。
by haiderinn | 2008-06-26 23:59 | 島のこんな話題

台湾行のフェリー

 石垣は国際空港がありません。
 台湾まで200kmという近距離にありながら、いったん400km離れた那覇まで出てから台湾に行くという航空ルートしかとれないわけです。
 しかし、海路は別。
 石垣から台湾に向かうフェリーがあります。
 自分も石垣に住んでいるからには、いつかこのフェリーを使って台湾に行きたいと思っています。
 ところが、この路線を運航している唯一の海運会社の有村産業が破産することになってしまいました。
 使用していたフェリー「飛龍」「飛龍21」号がどこかほかの会社に買収されて運航継続しないかぎり、路線はなくなります。
 しかし、新聞報道によるとその見込みは非常に薄いようです。
 あああ、しまった。乗っておけばよかった。

 まあ、自分がフェリーで台湾に行けるか、行けないか、ということは小さな話なんですが、有村産業が破産してしまうことで、従業員の方や有村産業の下請けの運送会社などはたいへん困ることになってしまうようです。
 そのほかにも、台湾人の方々で頻繁にフェリーを利用している方々も困るでしょう。
 しかし、ここでは自分はあえて一旅行者の視点で話をさせていただきます。
 この「飛龍」「飛龍21」は石垣と台湾だけでなく、石垣と那覇を結ぶ唯一の貨客船でもあります。
 少し前までは琉球海運という会社が那覇と石垣をフェリーで結んでいましたが、琉球海運は全て貨物輸送にきりかえてしまいました。
 私も10年以上前に、どちらの会社のフェリーか忘れましたが、初めて石垣に来たのは那覇からの船でした。
 なぜ、船?
 それは、チャリンコと一緒に旅していたからです。
 そう、フェリーがなくなると自分のようなチャリダー(自転車で旅する人)やバイクで日本を旅する人が石垣にこれなくなってしまう。
 自転車やバイクで来て米原でキャンプ、ということができなくなってしまいます。
 それらの人が石垣さらには与那国まで行き、日本の果てまでバイク(自転車)旅をする、というロマンを実現するのが、難しくなるのは間違いありません。
 やろうと思えば、バイクや自転車だけ貨物として輸送して、自分は飛行機で来る、ということができるのでしょうが、それにかかる費用と手間はフェリーのときと比べるとずいぶん違うでしょう。
 いやそれ以上に、フェリーで他の仲間と語りながら過ごし、自分のバイクや自転車とともに上陸する、走り出す、ということ自体が、バイクや自転車旅の欠かせないひとコマのはず。
 今では利用しないくせに、こういうのもなんなんですが、残念でしかたありません。

 11年前の今日。1997年5月26日。旅の369日目。リヒテンシュタイン。
 リヒテンシュタインは、盆地特有の蒸し暑いところだった。
 何があるというわけでもない。
 国が小さいことそれ自体が観光資源のようなところかもしれない。
 首都、というよりいくつかある村の一つのファドゥーツへ。
 「味自慢うどん」と書いてあるのぼりを発見。
 店の前のうどんのサンプルは、どんぶり器の中に麺のサンプルと即席ダシ、それに七味唐辛子のビンが乗っかっていた。
 よせばいいのにチキンカレーを注文。
 10ドル近くする。
 出てきたのは、パラパラのご飯に酸っぱいつゆがかかっているもの。
 とてもカレーとは認めがたい代物だった。
 ファドゥーツで唯一の見どころと思われたのは、皇居のある丘からの町(国)の眺め。
 皇居の隣では牛がのんびりと草をはみ、一見したところほとんど警備らしい警備は見受けられなかった。
 どうしてこの国が国の単位として生き残ったのか不思議だ。
 その日は夜行列車でイタリアへ向かった。

 
by haiderinn | 2008-05-26 10:46 | 島のこんな話題

石垣島で上映会があります

a0094201_964050.jpg 5月14日(水)に大濱信泉記念館で映画の上映会があります。
 「六ヶ所村ラプソディー」
 このドキュメンタリー映画は鎌仲ひとみさんという監督の作品で、全国に自主上映の呼びかけをしているようです。
 朔によく来ていただくお客様の一人がこの自主上映の呼びかけにこたえて、今回の上映会を企画されました。
 六ヶ所村はご存知のように使用済核燃料再処理工場があるところ。
 様々な反対運動があるなかで国の政策として工場の建設が行われた場所として知られています。
 その六ヶ所村の様子を「偏りなく現実を映し出すそんな映像作りをめざし」て「あらゆる政治や運動、反核運動からすら自由な立場で制作した」ドキュメンタリーだそうです。
 詳しい情報はオフィシャルサイトからどうぞ。
 「使用済核燃料再処理工場」の問題といっても、わたしは何となく耳にしている程度の関心しかなく、やはりそれは遠く青森の話です。
 しかし、それを国の政策で推し進めるプロジェクトと地元で発生する問題や利益に巻き込まれる人々という大枠で考えれば全国どこででも起きうる話かもしれません。
 見たいなあ。
 しかし、いかんせん上映は水曜日。
 私たちは見に行けませんが、機会がある方は行ってみてはいかがでしょうか。
 上映時間は
 ①10:00  ②13:00  ③16:00  ④19:00
 です。
 朔では前売りチケットの販売もしております。1000円です。
 当日券は1300円になります。

 11年前の今日。1997年4月27日。旅の339日目。オランダ アムステルダム。
 昼から市内見物。
 これまで見たどの国ともなんとなく違う。
 町中に黒人も、白人も、黄色人種も不思議なくまじりあっていて今までにないコスモポリタンなムードが漂っているからだった。
 中心地ダム広場に移動遊園地が来ていた。
 移動遊園地というのが、どことなくまたヨーロッパ的な感じで嬉しい。
 玉入れ合戦に使うような軽い布の玉を、ピラミッド型に並ぶアルミ缶にあてて倒すゲームや、ソフトボールをほんの1mほど離れたところの穴に入れる(でもボールがぴったりとはまらないと入らない)ゲームなど熱くなってやってみたが、どれもダメだった。
 「うちに来た人にはおカネを出させなようにしてるから」というアイザワ夫妻にはゲーム代まで出させてしまって申し訳ない。
 さすがに後で20ギルダー払っておいたが足りないぐらい。

 アムステルダムのあちこちに「FEBO」という揚げ物屋がある。
 揚げ物屋という存在自体がおもしろいが、もっと変わっているのは商品の売り方。
 店の中にコインロッカーのように窓つきの棚が並んでいて、その中にコロッケやフライドポテトのような揚げ物がひとつづつ入っている。
 一つ一つが日本のコンビニでホットドックを販売しているよな保温ボックスになっている。
 それは揚げ物の自動販売機で、お金を入れると棚の窓を開けて商品を取り出すことができるようになっている。
 普通にカウンターで買うこともできるので、自動販売機はなぜあるのか不思議だった。
by haiderinn | 2008-04-27 09:43 | 島のこんな話題

郵便局でこんなことやってます

a0094201_9481988.jpga0094201_9483873.jpg 昨日八重山郵便局へ出かけたらこんなものが設置されていました。
 プリンターインクカートリッジ回収箱。
 いいですねえ。
 こんなものあれば、と思っていたんですよ。
 郵政民営化には賛成できませんが、これが民営化の一つの影響ならそれはそれでいいことですね。
 canonのインクの箱には回収箱があると書いてあるのですが、こちらでは見たことありませんでした。
 毎回捨てるたびに「もったいねえ」と思っていたので、よかった。
 それとは別に郵便局では世界の切手展のようなものもやっています。
 窓側の一面に張られた切手シート。
 不思議なのは、これがなんの企画なのか説明が見当たらなかったこと。
 そして、世界の切手展かと思いきや、なぜか世界の紙幣や、日本の鉄道の記念切符なんかもあったり。
 もしかして局長のコレクション?
 いろいろありますが、なかには「マイ ライフ アズ ア ドッグ」のライカ犬かな、と思われる可愛いソ連の宇宙犬の切手や、タリバンで使われていた紙幣、フセインの絵柄のイラクの紙幣などもありました。
 フセインの紙幣は自分も半分に切れたやつなら持っています。
 これらがいったい何なのか不明ですが、長い待ち時間などの暇つぶしには面白いですものですよ。
a0094201_1035363.jpga0094201_104842.jpga0094201_1042380.jpg


 11年前の今日。1997年4月26日。旅の338日目。
 夜行バスでウィーンからブラチスラバへ。
 そのままアムステルダムへ行くべくバスを乗り換えた。
 アムステルダムへはベルギーのブリュッセルでさらに一度バスを乗り換えねばならなかったが、ようやくアムステルダムの駅前に到着。
 ここは以前勤めてい会社の同期アイザワが奥さんと住んでいる。
 駅に迎えに来てもらうことになった。
 駅周辺はこじんまりとしている。
 仙台よりもっと小さいのではないか。
 公衆電話から「ついたよ」と彼の自宅に電話。
 ところが「15分ぐらいで」来るはずが30分を経過しても現れない。
 ここでようやく変だと気付く。
 ヨーロッパの一国の首都の駅前がこんなに静かなはずはない。
 バス停の地図を見ると自分のいるのはアムステル駅で、その他にセントラル駅とうのがある。
 ああ、間違いない。
 待ち合わせ場所はセントラル駅だった。
 このころまだ携帯は普及していなかったのか、連絡は自宅にするしかなかった。
 留守電に場所を吹き込んで待つこと3時間、ようやく再会することができた。
 彼らの住まいは市の中心地へも歩いて行けるとてもいい場所だが、アラブ移民が多い地区だそうで、普通は日本人は住むのを敬遠するらしい。
 なんとなく一戸建てを想像していたが、そうではなく古いアパートの3階だった。
 3階とは言え、部屋の中がまた2階に分かれている。
 各部屋がとても広く趣味のいい家具で飾られてあった。
 はっきり覚えてはいないが築100年とかそれぐらい古い建物らしい。
 ヨーロッパではそんな古い建物に人が住むのは普通で18世紀のものとかもあるらしい。
 中はリフォームしているのかもしれないけれど古い味わいがついていて、家具付きの物件だということ。
 いいなあ。こんなところ日本じゃ住めそうもない。
 ひと風呂浴びさせてもらって、奥さんのサオチャンがつくるカツドンの夕御飯。
 めちゃくちゃうまい。
 ビールを飲みながら友人と話すのは11カ月ぶり。
 夜はリビングに一人で眠る。
 「しばらくいていい」というアイザワの言葉に甘えて、もうしばらく居候させてもらう。
by haiderinn | 2008-04-26 10:10 | 島のこんな話題

アイナマ石

a0094201_1025794.jpga0094201_1031041.jpg 少し前に行ってきた「アイナマ石」について。
 と書くと、まるでこの話がネタ切れ時の取り置きネタのように聞こえるかもしれませんが、、、そうれはそうと、この石には面白い伝説があります。
 昔川平に住んでいた可愛い娘が遠くはんれた平久保まで嫁に行くことになりました。
 川平から平久保は今でも車で40分ぐらいかかるんじゃないですかあ?
 かなりの距離です。
 しかも昔はちゃんとした道路が整備されていなかったから干潮持を選んで海岸沿いに歩いたり、けもの道を進んだりしなければならなかったそうです。
 きっと一日がかりか、下手すると二日かかったのかもしれませんねえ。
 しかもこの結婚は娘が親に言われてやむなく承諾したもの。
 嫁入りの日は相当ブルーだったに違いありません。
 嫁入りの道中、その娘が用足しに行く、と言って茂みの中へ姿を消したそうです。
 しばらくしても出てこないので、不審に思ったお伴の人が見に行くと娘の姿はどこにもなく、見ると娘に似た石が立っていたとな。
 「アイナマ」とは「かわいい娘」のことだそうです。
 この石は平久保の手前、明石を過ぎたあたりにあります。
 国道を北にむかうとひょいと標示が右手にありますから、そこに入って行ってください。
 一応車で近くまで行けますが、途中狭くてぬかるんだところがありますので、雨の日のあとなどはまりこまないようご注意を。
 それにしても、よほど嫁ぐのが嫌だったんでしょうねえ。
 石になるって。
 しかも、娘に似ていたという石がデカイ。
 このぐらいのデカさがあれば、嫁いだ先でも婿さんを尻に敷いて暮らすことができたかもしれないのに。
 面白いお話です。

 11年前の今日。1997年4月21日。旅の333日目。クロアチア 船でリエカに到着。
 ドブゥロブニクでは顔が真っ黒になるほど日差しが強かったのに、同じ海岸線の町のリエカはまだとても寒かった。
 しばらく滞在しようかと思っていたけど即やめ。
 早々にウィーンに移動することに決めた。
 ウィーンに行くには、まずクロアチアの首都ザグレブまで行ってから、バスを乗り換えねばならない。
 ザグレブまでの道は雪すら降っていた。
 チェーンなどの装備を持っていない乗用車は途中で難渋していた。
 ザグレブでも雨が降ったりやんだりで、冬に戻ってしまったかのような寒さだった。
 ウィーン行きの夜行バスまで間があったので街を少し見て回ったが、首都にしてはとても落ち着いたところだった。
 きっといいところもあったんだろうけれど、寒くてうろうろする気にもなれず、早々にバスステーションに戻った。
by haiderinn | 2008-04-21 10:21 | 島のこんな話題