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40年前は「原始の島」って呼ばれちゃう西表だった。

a0094201_9561623.jpg お客様に貸していただいた本です。
 戸川幸夫著「原始の島」。
 昭和41年(1966年)1月10日発行ですからもう43年前の本です。
 沖縄返還前の八重山、特に西表について書かれています。
 まだこのころはイリオモテヤマネコが「発見」されていなかった。
 村人の目撃情報レベルの、いってみればツチノコ程度の存在だった山猫を追い求めた著者が頭がい骨などを「日本」に持ち帰ることで、新種発見の大騒ぎになった顛末を中心に当時のイリオモテの様子が取材されています。
 これがとってもおもしろい。
 今の日本では田舎と都会の差などほとんどないといっていいでしょうが、この当時の西表はほとんど戦前の素朴な姿をそのままとどめているかのようで、日本人でもカルチャーショックを受けるような暮らしぶりであることがわかります。
 水牛車で移動する。
 宿といえば民家を借りて寝る。
 一晩で家の中にかけた罠にネズミが16匹かかる。
 雨水をためてボウフラをこして水を飲む(すべての場所ではないけれど)。
 そんな当時の西表は、しかしある意味でちょっと理想郷的雰囲気も残っている。
 道で出会うと帽子を取って挨拶する中学生。
 たまにある島の踊りを本当に楽しみにしている村の人たち。
 よそ者をいきなり泊めてくれる家。
 隣の石垣が先に都会化し始め、西表にもこれから開発の波がやってくるその少し前に書かれた昔の八重山の姿が記録された貴重な本かなと思います。
 お堅い本のようですが、かなりくだけた内容で読みやすいです。
 図書館等で見かけたらぜひ一読をお勧め。
 
 9年前の今日。2000年2月4日。 タイ バンコク 晴れ。
 8時半起床。
 午前中は洗濯。
 昼飯は、いつも通りがかりに気になっていた「レックさんラーメン」と日本語で書かれた看板のある店に行ってみた。
 日本にあっても違和感ない味の醤油ラーメン。
 日本の漫画が置いてあり、当たり前のように日本人が食べている。
 自分も日本を出て3か月になるのだから、もう少しありがたいというか新鮮な気分になってもよさそうなのだけれど、当たり前にラーメンをすすった。
 きっと帰ってからも当たり前に元の生活を始めるのかもしれない。
 夕食は屋台でカオパット(タイの焼き飯)を食べながらラオスを通ってきたアヤベさんにラオス情報などを効く。
 朝食のときに出会った人からもラオスの話を聞いたのだが、予定の2週間ですべてを回るのは短すぎるようだ。
 今回は北部を中心に回ることにする。
by haiderinn | 2009-02-04 10:18 | こんな本
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