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ザリパンがつれた

ザリパンがつれた_a0094201_9553318.jpg ついにきたな。
 お隣のパン屋「イッツ スマイル」さんからザリガニパン。
 石垣にはザリガニがいないって聞いてますが、子供たちはこれがちゃんとザリガニだってわかるかな?
 ザリガニはかわいい。
 爪の先ぐらいしかないちっちゃなときから飼っていると、何度も何度も脱皮して(共食いしながら)成長し、あるとき少し赤くなってきて(子供の時は白い)、だんだん意思疎通が可能になってきて(と思えるようになってきて)、私たちの姿を見るとVサインなんか出しながら(それしかサインはないんだが)、餌をおねだりされたりすると、「おーよしよし」と、ザリガニのエサなんかをせっせと落としてあげたりして、家族の一員になってきます。
 それ以来、ケージャン料理を食べたりすると(そんなことは今まで数回しかないけれど)、ザリガニのピラフなんかを注文するのはやめておこう、と思わざるをえません。
 しかし、今回いただいたこのザリパン。
 中のみそが、いやチョコがうまそう。
 クリスピーなフレーク入りでした。
 ごちそうさまでした。

 9年前の今日。1999年11月18日。フエ 晴れ 半袖シャツ。
 中国の長距離バス程ではないとはいえ、16時間椅子に座ってゆられているのはきつい。
 バスもそれほど立派なものではなく、窓側の席はなぜかリクライニングが効かない。
 ベトナムのツーリストバスは一回の休憩時間がやたらと長く、暇をもてあますことも多いが、立ち寄る町の人々はハノイのような都会に住む人と違う素朴さがあり、写真などを取りながら時間を潰す。
 古都フエ。
 数週間前まで大洪水だったらしい。
 歩道は泥が多く、庭先では本を虫干ししている様子も見られた。
 しかし子供たちが元気がいい。
 カメラを持っているのを見かけると、とってくれとさかんにせがまれた。
 フエの宿は日本人宿のBIHN DUONG ゲストハウス。
 男女混合ドミで2.5USドル。
 宿に置いてあった情報ノート(宿泊者が旅の情報を書き込むノート)を開くと、この街が気に入ってつい予定より長居してしまった、というような話が数多く載っていた。
 しかし、この街はそんなに素晴らしいところなのか、よくわからない。
 旧王宮があるが、埃っぽいし、ゆっくりするならもう少しこじんまりした町がいい。

 昼飯はベトナム風お好み焼きのバインセオとベトナムサンドのバインミーで6000ドン。
 夜はぶっかけ飯で5000ドン。
 1USドルは約一万4千ドン。
ザリパンがつれた_a0094201_9461019.jpg
(国道沿いの風景)
ザリパンがつれた_a0094201_9475696.jpg
(フエの子供たち)
by haiderinn | 2008-11-18 10:07 | こんないただきもの
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