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ヨガの荒行

 世界にはこんな人がいるのか、とたいへん驚かされる話を東京からやってきた友達から聞きました。
 その友達は、ヨガを習っています。
 素人の自分がヨガといってイメージするものは、体を柔軟に折り曲げて両足が頭の後ろにまわっちゃうようなすごい形になっちゃうとか、鼻に水をいれて中を洗うとか、きっとそんなことばかりやってるわけじゃないでしょうけど、どうしてもそんなスペクタクル(?)なものを思い浮かべます。
 しかし、その友達に聞いた話はそんなものではありませんでした。
 その友達の大師匠にあたる先生はヨガの達人。
 その先生はなんと生きたまま地中にもぐることができる!というのです。
 きたよ、ついに来た。
 そんな人がやはり本当にいるんだ。
 地中に潜るというのは素人が想像してもたいへんな荒行なわけですが、本場インドにおいても危険な行。
 命にかかわるので政府が許可した人だけができる行だそうです。
 インドでも数人しか許されていないそんな荒行を日本人として唯一許されている、というのだからその先生は相当な達人なんでしょう。
 で、その荒行を実際にインドで行う、ということがあったそうです。
 世界平和を祈願するためにその行を実施する、ということらしいですが、地面に潜ることと世界平和がどう結びつくか、私も友達もよくわかりませんでした。
 友達は大先生の荒行を見るためにインドまでお伴したそうです。
 とある村に大勢のインド人が集まり、先生もそのお伴の日本人たちも丁重に扱われ、いよいよ行にはいります。
 会場には地面に三畳部屋ほどの空間が掘られており、その中心に台座が置かれている。
 で、先生ははしごでその穴の中に降りていき台座の上に座る。
 準備ができたら祈りをささげつつ、その空間に蓋をして上から土をかぶせるんだそうです。
 ここまで話が進んで、私はたいへんな誤解をしていることに気付きました。
 生きたまま地中に潜る行とは、体のまわりすべて土に埋まるまさに生き埋め状態になることだと思っていました。
 が、さすがにそうではなく、地面に掘った空間の中で過ごすことでした。
 過ごす、といっても上から土がかぶせられるので完全密閉状態で、おそらくは次第に空気は薄くなるはず。
 その状態で3日間ほど過ごすのですから、これはやはり驚くべき荒行でしょう。
 3日間先生が埋まっている間、お伴の人々はタージマハールなんかを見物。
 戻ってきていよいよ掘り起こし、という現場に立ち会ったそうです。
 すると、即身仏になっていた、などということはなく、飲まず食わず酸素も薄い状態で過ごしたとは思えないほど元気に自力でその穴からはしごで上がってきた、というからすごい。
 その友達が言うには、ジャック・マイヨールが自分の体で使う酸素の量を少なくすることで長時間素潜りできるのと同じで、その先生も少ない酸素量でも長時間生きていけるような体を持っているのではないか、ということ。
 見てみたかった。
 その先生のお名前も伺いましたが、今の自分は興味本位でこの文章を書いているし、熱心な弟子の皆様にとっては、そのヨガの先生に対するリスペクトも足りないと思いますので、ちょっとお名前を出すのは控えておきます。
 それにしても世の中にはすごいことをする人がいるものです。

 11年前の今日。1997年2月13日。旅の266日目。エジプト ダハブ。
 久し振りに午前中ゆっくりして2時からガイドダイビングに参加。
 ガイドはタミーという南アフリカ出身の女性。
 ここダハブでは他にも数人の南アフリカの人に出会った。
 やはりアフリカに入ってきたからなのかもしれない。
 ダイブサイトはアブ ヒラル。
 この前のキャニオンの近く。
 ほかに2名の参加者がいた。
 イブ以外の人と潜るのは初めてなので緊張。
 すると何のことはない。昨日まで連日潜っていた自分の方がうまかった。
 ハイライトは大きな海ガメ。
 体長1.5Mほどのもの。
 本物を見たのは初めてだ。
 かわいいやつで、背中に乗ってみたくなる気持ちもわかる。
 それにしても水中は楽しい。
 ほとんどおよげタイヤキ君の気分。
 あまりに楽しいので、勢いでアドバンストオープンウォーターコースに明日から参加することにしてしまった。
 オープンウォーターを同じダイビングショップでとったので割引もきく。
 安いうちに楽しまないと、というセコイ気持も後押しした。
by haiderinn | 2008-02-13 23:59 | こんな人たち
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