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お店訪問 花屋のmanoさん

お店訪問 花屋のmanoさん_a0094201_1013130.jpg 大川の万世館通りを北に北上して4号線を越えた坂道の途中、花屋のmanoさんがあります。
 去年の年末、朔が工事している間に、やはりmanoさんも工事中でした。赤瓦の家が何にかわるんだろう、と工事中のところお邪魔して尋ねてみると花屋さんをつくっているとのこと。
 なんとご自分ですべて内装を手掛けていらっしゃいました。すごい。
 ご主人は本当に手先が器用なんですね。いろんな資材を使いこなしてかわいい花屋さんができありました。
 ドアも自分でとりつけてしまうんだから相当なものです。
 ドアの横にはこんな風にいい感じの出窓が↓
お店訪問 花屋のmanoさん_a0094201_1464079.jpg

 内側はこんな花屋さんです↓
お店訪問 花屋のmanoさん_a0094201_1412687.jpg

 奥さんがお店の切り盛りをしてらして、いつもかわいらしいグリーンや花が置いてあります。
 この前みつけたのはこんなグリーン↓
お店訪問 花屋のmanoさん_a0094201_1423392.jpg

 「スイカペペ」というそうです。葉っぱがスイカのような模様でかわいらしい。
 何かのお祝いのときなどはこのmanoさんを利用させていただいています。
 お店の前に駐車場もありますよ。ぜひ行ってみてください。

 11年前の今日。1996年10月20日。旅の151日目。イラン テヘラン。
 シリアビザを取得するためにシリア大使館へ。
 待合ロビーで待っていると、突然皆がたちあがった。入口から悠々と男が入ってくるとその場にいた他の人たちが皆礼をした。領事か大使か、そんなお偉方らしい。
 驚いたのはそのお偉方の前に呼び出されて、彼から直接質問を受けたこと。
 事前の情報でいくつか質問を受けるとは聞いていたが、そんな形で問われるとはおもっていなかった。
 シリアには何のために行くのか、など特段難しい質問はなかったが、ひとつこれだけは守らねばならないことがあった。
 「シリアの後はどこに行くのか」
 という質問に対して
 イスラエル
 と答えてはならない。ヨルダンを通ってエジプトへ行くといわねばならない。
 シリアがイスラエルを国家として認めているかどうかはよく知らないが、敵対関係であることは間違いない。
 ここで、イスラエル、と答えてしまった旅行者がいたばかりに、しばらくの間日本人にはシリアビザの発給がなくなったことがある、という話も聞いていた。
 自分は無事にビザの発給をうけた。
 シリア大使館は建物も庭も美しくロビーも優雅だし、入口でボディーチェックを受けるようなこともなかった。
 それに比べて直前に訪れた日本大使館の無粋なこと。鉄格子で囲まれている灰色の頑丈そうな建物はほとんど装甲車だ。しっかりボディーチェックも行われる。同胞の人間に対してだ。
 その夜、テヘランでは有名な安宿のカザンシーホテルをのぞいてみたら、また見慣れた男に出会った。
 Y君。ユーラシア大陸を自転車で旅する男。4度目の出会いだった。シルクロードは案外狭い。
 彼は自転車に荷物をつけて、それ以外にひとつ変わったものを持っていた。
 ギターだ。
 ユーラシア大陸を自転車こいで走るのだけでもたいへんなのに、わざわざギターをかついていた。
 彼の部屋には他に日本人数名が宿泊していた。その日はY君に人間カラオケになってもらってみなで歌った。歌は気持ちがいい。
by haiderinn | 2007-10-20 10:13 | こんな人たち
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