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豊年祭

豊年祭_a0094201_250516.jpg 以前にも少し書きましたが、毎年この時期になると石垣島の各地で今年の収穫を祝い、来年の五穀豊穣を祈る「豊年祭」というお祭りが開かれます。
 石垣市中心部で行われた豊年祭は見逃してしまいましたが、昨夜、中心部から車で20分ほどの白保地区の豊年祭を見ることができました。
 このブログにもたびたびコメントを載せてくれているばがなつさんたち、それから朔の並びに今月オープンした「蓮屋」さんのKちゃんと一緒に、お店もすばやく片付けた22時過ぎ出発。
 満月に近い月がきれいでした。一緒にいったジモティーのHさんによると豊年祭は陰暦に合わせてやるから毎年満月だよ、とのこと。そうだったのか。
 到着したのは「真謝嶽(マジャンオン)」という御嶽(うたき=沖縄で神様が下ってくる聖地)。すると、ちょっと時間が遅すぎたのか、豊年祭の締めに行われるマキ踊りという踊りの最中でした。完全にマイクの音が割れまくるほどの大音量もお構いなしに歌われる唄に合わせて、その御嶽の氏子たちが丸く輪になって踊ります。
 内地の盆踊りとは全く様子が違います。盆踊りがチョチョンガチョンであくまでサラリサラリと橋幸夫風に踊る場なのに対してマキ踊りは、ジャンジャン ズンズンと力強い鐘と太鼓の音にあわせ、人と人との距離も近く、しまいにはなぜか胴上げも始まるような熱く盛り上がる場なのでした。楽しそうだ。とくにお年寄りと女性が。
豊年祭_a0094201_251998.jpg 真謝嶽のマキ踊りが終わってしまったので、今度は別の御嶽へ。そこではまだ少し芸を披露しているところなど見れました。ここは去年も見た場所なのですが、林に囲まれた御嶽の中の舞台で踊り歌う人たちの雰囲気がとてもいい。
 地元の高校生ぐらいの女の子が民謡に合わせて踊っているのを楽しそうにお年寄りが見る。自分の地元にはこんなお祭りはなかったなあ。しいて言えば小学校の運動会か。でも、それとも全然違う。踊っているほうも見ているほうも祭りの主役という感じ。
 豊年祭、今年も見れてよかった。

 さて、後半はTRAVELERS' CAFE 朔の元の元となった11年前のわたくしのユーラシア大陸横断の様子を同日の日記とメモ帳、記憶をもとに書いています。
 本日で旅の70日目をむかえました。一週間以上滞在したインドのバラナシから一路東へ。
 次の目的地はブッダガヤ。バラナシカント駅で日本人と思われる男性発見。笑顔で挨拶。ところが、彼が手にしていたものは、韓国語版の「地球の歩き方」。表紙の作りがそっくりだが、翻訳本なのか、パチもんなのかは不明。あらためて「アンニョンハセヨ」。
 後は、お互いへたくそな英語で会話。目的地は同じガヤ(ブッダガヤとガヤは別の場所で、鉄道の駅があるのはガヤ。ブッダガヤへはそこからバス)。
 座席は指定なのでいったん別れる。寝台列車ではあったが、ガヤへの到着は夜の11時30分なので寝るわけにはいかない。インドの列車内では盗難が多い、と聞いていたので、自分の荷物をぐっと手元に引き寄せて座った。すると隣にいたインド人が小馬鹿にしたように鼻で笑った。「いろいろ持っているから盗られる心配をするのだ。」とでもいいたげな感じだった。
 到着。バラナシまで一緒だったK田さんが「ガヤには悪いインド人が多いから気をつけて」とアドバイスをくれたので気を引き締めた。
 韓国人の彼を探したがどうしても見つからなかった。残念。
 仕方がないので駅近くの宿にその日はひとりで泊まることにした。ブッダガヤへの移動は明日。
by haiderinn | 2007-07-31 03:04 | 島のこんな話題
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