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京漬物をいただきました

緊急告知。本日は17:00までの営業とさせていただきます。突然で申し訳ございません。よろしくお願いいたします。

a0094201_947171.jpg 頂き物でなりたっているようなこのブログ。先日、京漬物をいただきました。
 「西利」の「あっさり漬」と「味すぐき」。西利という店は大都会のデパートの中にたくさん入っているのでそういった地方にお住まいの方は知っているかもしれません。割合有名な漬物やさんです。
 京都の漬物うまいんですよねえ。数年前に京都旅行に行った時買って帰った大徳寺となりの「大こう」の漬物がうまくて忘れられません。今回いただいた「あっさり漬」はお大根の漬物。正統派だ。こんなやつが食べたかった、という漬物。こちらのスーパーでは黄色いタクワンは見かけるものの、こういうあっさり風の漬物はいまだ見つけきれていません。
 もう一つの「味すぐき」。ん?「すぐき」って何?と調べてみると京野菜なんですね。しかも上賀茂の特産品で「門外不出」の野菜とか。ほおー。それでお漬物にしかならないんだそうです。そりゃ貴重なものをいただいた。早速食べてみると、甘酸っぱい独特の風味。ご飯と一緒に、というよりお茶でも飲みながら食べたいですね。Iちゃん、お漬物ありがとー。

 TRAVELERS' CAFE 朔のもとの元となった私のちょうど11年前のユーラシア大陸横断の旅は今日でへっぽこながら40日目をむかえ、秘境といわれるチベットをうろうろしています。
 一昨日急に決めたナムツォという湖へのトレッキングに出発。テントなどの機材は市内のレンタル屋から借りた。1週間で帰ってくるつもりで、その程度の食糧をバックパックに詰め込み、普段の荷物は宿に預けた。
 ナムツォへの起点となるダムシュンという町まではバス。そこの食堂から田舎道を出発。さすがにザックが重い。あまりに重いため30分ごとに休憩となった。なにせ、普通の道ではない。すでに標高が3000m以上はある。道はしばらくは平坦な草原の中を通って行く。黄色い花をつける高原の植物が広がる野に大の字になり空を眺める。雲は強い光に反射して屹とたっている。いやあ、こんな時間をもとめていたようなきがするなあ。
 しばらく歩いていると、遠くの方から村の子供たちが僕らの姿を見つけてよってくる。まだ小学低学年ぐらいの子供。そおっと、そおっと、恥ずかしげに近づいてきて、僕らと目が合うとはにかむ。そして「ダライ・ラマ?」といって手を差し出してくる。
 え?最初は面食らったが、何を言っているかわかった。ダライ・ラマの写真を持っていないか?と言っている。中国国内ではインドへ亡命したダライ・ラマの写真を飾ることが禁止されていると聞く。だが、外国人はガイドブックやその他のメディアでダライ・ラマの写真を持ち歩いている可能性がある。それを知っていてねだってくる。もちろん、宗教心からダライ・ラマの写真をほしがっているのか、大人の真似をしているだけなのか、あるいはそう考えたくはないが、ダライ・ラマの写真はお金になるのか、どんな理由でねだりにくるのかはわからない。ただ、都会のラサでは、子供からお金をねだられたことがあるので、それと比べるとはるかに可愛らしくおもえる。 あいにく、自分たちはダライ・ラマの写真を持ち合わせていなかった。すまん。
 次第に傾斜がきつくなってきた。夕方、雨も降り出したので平らなところを見つけてテントをはる。するとどこからやってくるのか子供たちが目ざとくみつけてやってきた。今度はさっきの子供よりも幾分大きな子供を筆頭にやはり小学生軍団のような感じだ。異様に黒い顔で目と葉だけが白く光っている。少し中国語を話すようだが基本的にチベットの言葉。最初に彼らの中のガキ大将的存在の男の子が教えてくれたこと。上を指差し「○○」。下を指差し「××」。今となってはあいにく何と言ったか日記に記録がないが、おそらく「空」と「地」という単語をチベット語で教えてくれたのだろう。自分たちが外国人に最初に「空」とか「地」とか教えるだろうか?感覚の違いに感動した。
 ガキ大将的な男の子はラヒツェレという名前で17歳とか。本当か?とてもそんな風な歳には見えない。たばこをせがむ。O君があげると喜んで吸い出した。ラジオにも興味津津で聞かせてあげると、お礼におんぶしてくれたり、花輪をつくってくれたりした。
 大人ぶっているが子供のようでもあり、それでも羊飼いみたいなことをして働いている一人前の大人でもある。
 パーサンはまるで宮崎駿のアニメに出てきそうな素朴な小さい女の子。目を輝かせて僕らのテントをのぞきこんでいたが川の向こう側からお母さんが名前を呼ぶと鼻をたらしながら帰って行った。ラヒツェレは煙草を遠慮なしに何本ももらいながらにやにやして帰って行った。
 夜、ものすごい風でテントが吹き飛びそうになった。テントの長辺が風にもろにぶつかり骨が折れそうだ。二人でエイやでテントをぬけだして死に物狂いでテントの角度を変えた。そんな必至の作業をしている傍らを村のおばさんたちが笑いながら通りすぎていった。たくましい。
by haiderinn | 2007-07-01 10:13 | こんないただきもの
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