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ハウス マーボー豆腐だよー

ハウス マーボー豆腐だよー_a0094201_8592715.jpg 昨日食べた昼のまかない飯。豆腐があったが時間がなかったので、近所の「かねひで」でマーボー豆腐の素を購入して、てっとり早く食べました。
 「ハウス 麻婆豆腐の素 甘口 広東風」。一見何の変哲もない麻婆豆腐の素。しかーし、左上に高らかと「沖縄限定」の文字。そして、ハイビスカスと思われる花模様に右上には花笠。
 いったいなぜオキナワ限定なんだろう。何か普通の麻婆豆腐と違うのか?
 実際に食べてみた。
 全く普通だ。うっちん風味とかするわけではない。箱のうらをみても、ゴーヤを入れるとかいう沖縄アレンジのレシピが載っているわけでもない。
 つまり「沖縄限定」と書いてある以外、沖縄限定な部分は全くない。鳥取限定でも静岡限定でもいい中身なのだけれど。。。どういうことなの、ハウスさん。
 ということで、ハウスのWEBサイトへ。すると、沖縄限定ではない「ハウス 麻婆豆腐の素 甘口 広東風」もあった。しかし、パッケージの「沖縄限定」という文字と絵のデザイン以外、全く同じ。商品特徴も同じ「豆腐を加えて煮立てるだけで、手軽にお肉たっぷりの麻婆豆腐が楽しめます。廣東料理に生きているオイスターソースを使った新しい味わいです」。
 なんだろう?観光客のお土産狙い??貰った人は普通の麻婆豆腐食わされて嬉しいのか?なんとなくハウス食品という会社のこすい体質が見え隠れ。ま、普通においしくいただきましたけど。
 そうそう、昨日料理長と話していたハウスつながりのバカ話。西条秀樹が60歳になったとき、スポーツ新聞の見出しは絶対「ヒデキ、還暦!」だよね。

 11年前の今日。旅の63日目。インド バラナシ。
 ホテル変更。サイクルリキシャ(自転車のようにこいで運転するリキシャ)をつかまえて、「ビシュヌ ゲスト ハウス」へ。あんまり通じていないような感じでちょっと不安だったが、なんとか出発。
 しかし、遠い。いくら自転車とはいえ30分ほどかかるのは遠すぎないか。昨日ガンガーのほうまで散歩がてら歩こうとしてたどり着けなかったが、川とホテルは全く離れた場所にあったわけだ。完全に昨日のオートリキシャにはしてやられた。
 ここだ。と言って止まったのは全くホテルの前ではなかったが、「ここから先はリキシャは入れない」といって他のリキシャがたくさん集まっている交差点で降ろされた。それもいまいち信用できなかったが、まあ仕方ない。ビシュヌ ゲストハウスを目指す。
 ちょっと歩くとガキどもがよってきた。
 「ジャパン?トーキョー?オーサカ?」
 うるせえな。しかしビシュヌ ゲストハウスの場所がわからないので、聞いてみる。すると、ガキどもは案内する、といって先を歩き始めた。
 大通りから細い道へ。迷路のような裏道だ。どこを通ってきたのか戻れないような複雑な道で不安になりかけたころ、ここだ、と案内された。
 確かに「ビシュヌ ゲストハウス」と書いてある。しかしちょっと違う。そのホテルは「リアル ビシュヌ ゲストハウス」だった。
 「リアル」かよ。有名な「ビシュヌ ゲストハウス」のパチもんに違いない。
 しかし、ちょっとおもしろかったのと、値段が45ルピー(135円)と安かったのと、重い荷物を背負って迷路のような道を引き返すのは面倒だったのとで、とりあえずその宿に泊まることにした。
 ガンガーが見えるか?とホテルのおやじに聞くと、屋上からよく見える、という。
 屋上に上って見る。たくさんの屋根の向こうに少しだけガンガーが見えた。
 インド人の話は半分以下で聴かねばならない。
 部屋はひどかった。3畳ぐらいのスペースに無理やり区切られた個室で窓はなし。かろうじて扇風機がある。
 荷物を置いて、それこそ「リアル」の「ビシュヌ ゲストハウス」を探そう。
 迷路のような道を、また戻ってこれるように曲がり角を覚えながら歩くと
 「あれ!」とよく知った顔と出会った。カトマンズまで一緒だったK田さんだ。
 二人で昼飯。インド人の大衆食堂。K田さんは、インド2回目ということで慣れている。そこで、はじめて「マサラドーサ」というものを注文した。
 テーブルの上にはなにか洗剤の粉のようなものが撒いてある。
 見ていると、よってきたハエがテーブルの上で次々にバタバタと死んでいった。
 撒いてあったのは超強力な殺虫剤だった。人体にも危険じゃないのか?食堂で使っていいのかよ。
 粉とハエをよけて、出された皿を置く。マサラドーサはカレーをパリッとした薄皮で包んだようなものだった。ちょっと酸っぱいが割合うまい。そして10ルピー(20円)ほどで食べれる。安い。
 K田さんに、事の次第を話すと笑われて、K田さんが泊っている宿も安くてガンガーの近くでいい、と勧めてくれた。ならば明日はそこに移ることにしよう。
by haiderinn | 2007-07-24 10:21 | こんな毎日
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