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2008年を振り返る 下半期

TRAVELERS' CAFE 朔は1月4日(日)まで休業でございます。

 さて、2008年下半期の朔を振り返ります。

a0094201_9193799.jpg 7月
 クリス智子さんが今年も来店してくれました
 2007年に東京のローカルFM局J-WAVEでラジオナビゲーターをしているクリス智子さんが番組収録後に来店したのは2007年の重大ニュースでしたが、そのクリトモが今年も朔に来てくれました。
 ありがとう!


a0094201_9293317.jpg 8月
 南の島の星祭り ライトダウンに参加しました
 毎年行われる「南の島の星祭り」。
 8月9日の20:30~21:30は全島ライトダウンを呼び掛けています。
 朔もこのお祭りにライトダウンで参加(キャンドルナイトとなりました)。
 この日は「モヒート」と「ココナツクリームソーダ」というスペシャルドリンクもメニューに加わりました。


a0094201_936367.jpg 9月
 台風13号の影響で二日連続の臨時休業となりました
 超大型とうわさされた2008年の台風13号。
 私の周辺では予想したほどの被害はなく、停電もなく終わりましたが、とにかく滞在時間が長く2日連続でお店を閉めました。
 写真は家の近所で道路に悲しく落ちていた布団(うちのじゃないですから)。


a0094201_9412899.jpg 10月
 第二料理長とうわさされるフードプロセッサーが故障!
 玉ねぎのみじん切りなどに大活躍のフードプロセッサーのブレード(歯)が折れてしまいました。
 大量のタマネギきざみに重大な影響がでそうだったのですが、幸い新しいブレードがすぐ届き事なきを得ました。
 この月、おかげ様でチビサクが誕生しブログ上はその話題が多かったようです。


a0094201_9535366.jpg 11月
 お店の話題のすくなかったこの月。
 ブログを振り返ると本の話題に「逃げている」ことが多かったようです。
 新城浪さんの米寿祝いのコンサートがあったのもこの月。
 朔もパンフレットに広告を出してちょっとだけ参加しました。


a0094201_10253379.jpg 12月
 イルミネーションでお店をライトアップしました
 といってもたいへん地味なものなんですが。
 クリスマス仕様というわけでもないんで、これからもこの地味なイルミネーションはつけておきます。
 そのほかにも、今年も冬至のキャンドルナイトを行いました。


 とまあ、こうして1年振り返ってみると朔としてはイベントがあまり多くはなかったようです。
 ですが、皆様のおかげで1年間営業を続けることができた良い年でありました。
 ありがとうございます。
 当ブログをいつも読んでくださる方々にも感謝申し上げます。
 1年間お世話になりました。
 また来年もできるだけ更新を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

 9年前の今日。1999年12月31日。 ギリ・メノ 晴れ。
 西暦1000年代最後の一日だが、この島でとりたてて大きな何かが起きるわけではない。
 それでも島のあちこちでホテル主催のパーティーが開かれるようだ。
 自分たちがそんなところに金を払って参加することはない。
 自分たちにとってのこの日最大のニュースはラミーが戻ってきたことだった。
 ラミーのガドガドが食べれるのは何とも嬉しい。

 今日も少し自分のことを考える一日となった。
 カレー屋を始めるために帰ったら何をしなければならないか考えた。
 そう考えると気がせいて、早く日本に帰りたい気持ちにもなった。
 今のこの旅の生活は素晴らしいのだけれど、もう少し刺激がほしい。
 もしかしてもう自分には長い旅ができないのかもしれないなあ。

 ラミーのところで夕食をとり終えたのは9時頃。
 いつも10時半ぐらいには寝てしまっているが、せっかくだから今日は12時まで起きていることにする。
 久しぶりの夜更かしがしんどかったが3人でバカ話をしてなんとかもたせた。
 日本では1時間先に2000年を迎えて大騒ぎしていることだろう。
 自分たちはナカチャンの時計でまもなく2000年になることを知ると、コテージの前でささやかにカウントダウンをして新年を迎えた。
 月がなく、わずかなランプの灯りだけの僕らの上空にはうすく天の川もみえた。
 パーティー会場になっているホテルからは花火の音がし、島のあちこちから歓声が届いた。
by haiderinn | 2008-12-31 23:59 | こんな毎日

緊急特集 2008年をふりかえる

 TRAVELERS' CAFE 朔は本日(30日 火曜日)が2008年最後の営業となります。

 今年一年みなさまのご来店によりなんとかやってくることができました。
 不況のさなか外食していただけるのは本当にありがたいことです。
 2009年もTRAVELERS' CAFE 朔は微力ながら「おいしい」と言っていただけるものをお出ししていきたいとおもいます。
 よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。

 さて、昨年は年末に「今年の10大ニュース」を書いたのですが、オープンした昨年と違いちょっと地味に過ごしてきた2008年の朔。
 ニュースといえるものが10個あるかどうかわからないので、今年は月ごとに代表的なできごとをふりかえってみたいと思います。
 まず上半期。

a0094201_8535816.jpg 1月。
 ナンがおおきくなりました
 昨年暮れから出している「やきむぎや」さんのナン。
 最初に出していたサイズではカレーとアンバランスであることに気づき、急きょ無理を言って大きなサイズのナンをつくっていただくことになりました。
 今はサーブすると「おおきい!」と言ってくださるお客様もいます。
 よかった。


a0094201_944419.jpg 2月。
朔1周年記念イベントがありました
 2月10日をもちましておかげさまで1周年。
 9日から11日までの3日間は記念イベントとしてインド料理を中心にした朔の人気メニューのバイキングを行いました。


a0094201_9112116.jpg 3月。
 韓国にいってまいりました
 4日から11日までを休業させていただき、韓国に行ってまいりました。
 寒かったけれど、久しぶりの都会と屋台飯とあたたかい人に出会えて楽しき旅でした。


a0094201_9262461.jpg 4月。
 ウメダケンジ展を今年も行いました
 2007年に引きつづき今年もイラストレータ「ウメダケンジ」さんのmini展覧会とグッズ販売をおこないました。
 写真は自分が購入したブックカバー。
 かわいいでしょ?


 5月。
 わたくし、ぎっくり腰により臨時休業がありました。
 突如、腰が固まってしまい、曲がったままになってしまいました。
 腰が曲がったままホールで仕事をしていたら、
 「顔が近くてこわい!」
 と恐れられました。
 針治療と整体で治し、おかげさまで3日後には復帰しました。


a0094201_9362975.jpg 6月。
 前花雄介ライブがありました
 朔で2度目となる前花雄介君のライブ。
 会場はいっぱいとなり大いに盛り上がりました。
 他にもキャンドルナイトがあったり、雑誌に紹介されたり我々二人がテレビドラマにちょいと映ったりと盛りだくさんな6月でした。


 2008年上半期のTRAVELERS' CAFE 朔を振り返りました。
 後半はまた明日。

 9年前の今日。1999年12月30日。 ギリ・メノ 晴れ。
 7時起床。
 ナカチャンはCMAS(ダイビングのライセンス)のスクール2日目。
 本格的なダイビング体験を始めたようで、帰ってくると早速マンタを見たなど満足そうだった。

 たまにはぼんやり自分の将来のことを考えてみる。
 そのころしていたコンピュータ業界の仕事は、そのハードさについていけるのもあと数年だろうと思われた。
 この旅の間、カレー屋を車で始めるということが頭から離れない。
 しかし、これまでやってきたこととはあまりにも、あまりにも畑が違う。
 不安で仕方がない。
 本当に自分が作るカレーなど売れるのだろうか。
 いったい一日何食売れたら採算が取れるんだろう。
 しかし、カレー屋には「自由」と「工夫の余地」があふれているように思えた。
 自分がコントロールしていける感覚がある気もする。
 やってみなければもちろんわからないけれど、それが大事に思えた。
 やはり帰ったらカレー屋をやってみよう。
 一年をめどにして全く歯が立たなかったらあきらめればいい。
 やれば見えてくるものもかわる。
by haiderinn | 2008-12-30 09:43 | こんな毎日

ひとのふんどし

 TRAVELERS' CAFE 朔の本年の営業は明日(30日 火曜日)まででございます。

 さて、ひとのふんどしで相撲を取る、といいますが、今日はまさにそういうネタです。
 自分は、あまりよその人のブログを熱心に読むほうではないのですが(というかあまりそのことにまわす時間がないんです)、唯一いつもチェックしているブログがあります。
 「内田樹の研究室」という大学の先生のブログ。
 非常に堅いテーマのものですが、いつもナルホドと深くうなずくところがあるブログです。
 先日発表された「学校の英語教育は英語で行う」という驚愕の文部省方針について、そんなことをしても生徒の英語の実力はあがらないだろう、という話がかいてありました。
 なぜかというと、英語を勉強するモチベーションの与え方が根本的に腐っているからだ、と。
 なにかを勉強すればこういう利益がえられる、ということばかりをエサに勉強させることが結局は英語教育のレベル全体を落とすことにしかならない、と。

 <「努力と報酬が相関すれば人間は勉強するようになる」というのは合理的なように見えるが、人間観察に欠けた判断と言わなければならない。
 私たちをはげしい勉強におしやる動機はたいていもっと「不合理」で、もっと妄想的なものだからである。>

 これです。
 そして、自分が最も感動したのは、以下の箇所です。

 <外国語は「私がそのような考え方や感じ方があることを想像だにできなかった人」に出会うための特権的な回路である。
 それは「私が今住んでいるこの社会の価値観や美意識やイデオロギーや信教」から逃れ出る数少ない道筋の一つである。
 その意味で外国語をひとつ知っているということは「タイムマシン」や「宇宙船」を所有するのに匹敵する豊かさを意味する。>
 

 そうだ!そうだ!
 自分は、昔々、社会人になって2年目ぐらいのときに、ただ思いつきで 
 「ああ、イタリア語勉強してみたいなあ」
 とつぶやくと、となりにいたAさんに
 「でもお金にはならないよね」
 といわれて、何か話の噛み合わなさを感じたものでした。
 外国語を知っていることは「タイムマシン」を所有するのに匹敵する!
 こんな風に外国語の習得の意義を美しく説明してくれた人はいません。
 ああ、すばらしい。

 固い話ばかりなので、もうひとつのゆるめのフンドシ。
 自分はあんまり他人のブログを見る時間がない代わりに最近は料理長が友達のブログをよくチェックしているようで、こんなものをみつけてきました。
 当ブログからもリンクしている「杉並区松ノ木ウエルシア薬局近く。キミはボクを見たかい。」という友達ミミオ君50歳のブログ。
 天才バカボンが成人誌に連載されるようになって、バカボンのパパが主人公(でなかったのか?)の話について。
 ケツをなめながら酒を飲む和尚のはなし、です。
 バカボンってテレビでしか見てませんが、キャラクターは強烈だけれど内容は全くおぼえてなくて、正直おもしろかったどうか微妙なところだったのですが、このブログ読んで面白さ発見です。
 ついでに同じ人のこの日のブログもすごかった。
 イギーポップ!

 9年前の今日。1999年12月29日。 ギリ・メノ 晴れ。
 7時すぎ起床。
 ナカチャンは今日からダイビングスクールへ。
 朝からナカチャンとバカ笑いしていたら、右のわき腹、肺の下あたりが痛むのに気づいた。
 それでも食欲もあり、笑わなければ痛みもないのでスノーケリングに出かけた。
 島の北西のポイントは凪でスノーケリングしやすかった。
 泳ぐとちょっと脇腹のあたりが痛い。
 それで思い当たった。
 スノーケリングしすぎて肺を動かす筋肉が筋肉痛なんだろう。

 ラミーのいないラミーズワルンは一応おやじさんが切り盛りして開けていた。
 しかし、おやじさんに出来る料理はバナナパンケーキとヌードルスープ(即席めんのこと)だけだった。
 それでも他の店より安いし、英語の喋れない無口なおやじさんが一生懸命作る料理が食べたくて朝、昼と彼の店に通った。
 ラミーズワルンには4匹の猫がいる。
 うち3匹は子猫。
 三羽のニワトリもいる(親子)。
 猫たちは食事が運ばれてくるとどこからか姿を現す。
 子猫たちがかわいい。
 この島には犬はいないが猫が大勢うろついている。
 自分たちのコテージ近くにも三毛猫が来る。
 しょっちゅう遊びに来てはコロンと横になって甘える。
 どの猫も毛並みがいいのはうまい魚をたらふく食べているからか。
by haiderinn | 2008-12-29 10:04 | こんな人たち

塩をおくこと

 わたしもあんまり信心深いほうではないのですが、商売しているといろいろと縁起をかつぎたくなりまして、いくつか信心のまねごとのようなことをしています。
 まあ、あんまり人様にお話しする類のことではありませんが、そのひとつが「置き塩」です。
 毎朝店を開けるときにドアの両側に塩を少し盛っておくんですね。
 相撲で土俵に塩をまいたりするのと同じような意味があるんでしょうか、まあ清めるというか、厄除けみたいな意味だと思ってやっています。
 八重山ではこうして盛り塩をしているところが多いようです。
 で、わたしはずっと塩をコンクリートに直に置いていたのですが、「それはよくない」とお客様に教えていただきました。
 それだけではなく、そのお客様はご親切なことに盛り塩用にと「蓮屋」さんから小さなお皿をっ買ってプレゼントしてくださいました(ありがとうございます)。
 下の写真がそのお皿。
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 なんでもコウモリの柄だとか。
 なにか縁起がいいそうです。
 それで、下の写真のようにこのお皿に乗せて盛り塩をするようにしました。
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 まあ、気休めのようなものですが、これをしてから店をオープンさせると、自分の場合は、なにかやるべきことをやったという清々しい気分になれることは本当です。

 9年前の今日。1999年12月28日。 ギリ・メノ 晴れ。
 昨日までの反省をこめて今日は7時に起床。
 日のあるうちにと思い存分にギリ・メノの海を楽しむ。
 午前中はお隣のギリ・トラワンガンが見えるくらい西へ行ったところで泳いでみたが、そのあたりが一番きれいなポイントのようだ。
 珊瑚も魚も豊富だ。

 自分たちは入ったことがないが、とある高級レストランの前にはいつもとれたて(と思われる)大きな魚が皿に乗せて入口の前に置いてある。
 猫もまわりをうろついている。
 だいぶ増えてきた観光客の大半は西洋人で、ちょっとお金がありそうな彼らがそうしたレストランを利用している。
 しかし、この島で一番はやっている店はヤヤというところだ。
 日本の調布に住んでコンピュータの仕事をしていたという(うそっぽいが)「ピョンキチ」と名乗る店長がちょっとふっくらしていて笑顔がかわいい奥さんと切り盛りしている。
 いつも利用しているラミーのワルンは今日からラミーが息子に会うためバリ島へ行ってしまっているのでヤヤで食べることにした。
 ラミーのところでいつもたらふく食べているのでナシ・ゴレンでは足りなくてミー・ゴレンも頼んだが、さすがに多すぎて食べきるのがきつかった。
 ピョンキチと彼の友達がギターを弾いて日本の歌(「恋」「時代」「いとしのエリー」)を歌ってくれた。
by haiderinn | 2008-12-28 10:04 | こんな朔

サクラキリンの作戦

a0094201_1042258.jpg 年末で建てこんでいる時期にとっても地味な話題なんですが、朔の裏で育てているサクラキリンについて。
 夏ごろかわいいピンク色の花をだんだんに咲かせて散った後、花だった部分が実のように膨らんできました。
 そして、実が落ちるのかなとおもっていたら、、、そのままそこから次の葉を伸ばしているじゃありませんか。
 うーん。下がコンクリートだから落ちてもだめだ、とわかっているのか。。?
 さらにこの部分が伸びて来年の花を咲かせるのでしょうか。

 9年前の今日。1999年12月27日。 ギリ・メノ 晴れのち雨。
 9時起床。
 このところ午前中に日が射し、午後から曇り夕方近くに雨が降り出すというのがお決まりになっている。
 晴れているうちに海に潜りたいと思うのだけれど、起きるのが少しずつ遅くなり、それからラミーのところで朝飯を取り、コテージに戻って洗濯、日記書きなんかをしていると、いつのまにか太陽はどこかへ行ってしまっている。
 朝食の時ラミーの店で出会った日本人女性3人組。
 安くあげることが自慢の女と英語自慢の女、もう一人はおしろいのように日焼け止めを塗りたくっている女。
 話していて不愉快になったので今後近づかないようにしよう。
by haiderinn | 2008-12-27 10:29 | こんな毎日

今年最後の週替わりメニューのご紹介

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 寒いといっても石垣島のクリスマスは夜の風がまだまだやさしく、深く吸い込むと内地で冬の寒さが緩んできた時のようにわけもなく上がりめの気分になったりします。
 
 今年最後の週替わりメニューのご紹介。
 今週のカレーは「ほうれん草とチーズのカレー」、サグ・パニールです。
 辛くてスパイシーなほうれん草カレーにカッテージチーズのトッピングがぴったりです。
 今週のサラダは「ジャガイモ、シメジ、コーンのサラダ」です。
 シャキシャキ感を残したジャガイモのサラダをレモンオイル醤油でどうぞ。
 今週のデザートは「パンナコッタ カフェモカソース」です。
 とってもクリーミーなパンナコッタにほろにがソースでお召し上がりください。

 朔の本年の営業は30日(火)まで。
 来年は1月5日(月)からの営業となります。
 今年最後の週もよろしくおねがいいたします。

 9年前の今日。1999年12月26日。 ギリ・メノ 晴れのち雨。
 8時過ぎ起床。
 午前中はまた熱帯の太陽が姿を現した。
 ラミーのワルンへ行くのが暑くてつらかったのだが、次第に雲が広がってきて結局また雨になった。
 その雨が降るちょっと前、ここまで2ヶ月間伸び放題だった髪の毛を料理長に切ってもらうことにした。
 人があまり来ない浜辺でやろう、ということで初めて島の反対側に行ってみた。
 そちら側は1件だけ少し高そうなコテージがあったが基本的に放ったらかしにされており、ビーチもあまり美しくはなかった。
 何度か友達の髪の毛を切ったことがるという料理長の散髪の腕前はそれほど悪くなかった。
 久々にさっぱりして、本当は泳ぎたかったが、ビーチがいまいちであまり泳ぐ気になれなかったので戻ることにした。
 結局激しい雨に降られてズブ濡れになったが、海パンをはいていてよかった。
 年末を迎え観光客の数がだいぶ増えてきたようだ。
 ラミーの店もだいぶ客が増えてきた。
by haiderinn | 2008-12-26 09:10 | こんなメニュー

普段はパンを売っていますが、こんなケーキだってつくれる「キュイップ」さん

a0094201_825538.jpg 今年のクリスマスケーキは新川小学校前の「キュイップ」さんのをいただきました。
 一応パン屋さんということで知られてはいますが、本来パンにとどまらない「フランスのおいしい台所」的なお店にしたい、つまりお菓子も出せばちょっとした食事も提供できるお店を将来的には目指している「キュイップ」さん。
 フランス仕込みの技でケーキもゴージャス!
 ショコラ・フランボワーズというケーキを食べたのですけれど、なんというかこう、ヨーロッパの格調高いケーキっちゅう感じなんですよ。
 食べる一時間まえに冷蔵庫からだして、と言われたようにすこしチョコを柔らかくしてトローリといただきます。
 チョコとフランボワーズの香りがたっぷりしみこんだスポンジを甘いけれどしつこくない高級チョコとホワイトチョコ(と思います)の二層がリッチにつつんでいて、少し効いているリキュールの味も、上品にかわいい外観もどちらかというと大人のクリスマスケーキです。
 いやあ、さすがに味が濃いので薄くずつしか食べられませんが、大満足でした。
 今年は初めてということでそれほど本数を作らなかったということですが、来年はもう少し増やすかもしれないとのことでした。
 
 9年前の今日。1999年12月25日。 ギリ・メノ 曇りのち雨。
 8時半ごろ起床。
 昨晩から涼しくなり今日は一日中曇り空になった。
 雨季だからこんな日もある。
 ちょうど疲れていたのでコテージとなっているゲストハウスで休息。
 休むといっても「大貧民」をやり続けている。
 今日買ったパイナップル代、夕食の飲み物代などが賭けの対象となる。

 イスラム教が多数のこの島でも西洋人観光客目当てにクリスマスのイベントがある。
 島で一番大規模なのは自分たちのいるコテージとは反対側で行われるパーティーのようだった。
 チラシを配りに来た男は「たった25ドルだ」と言っていたが、自分たちには縁のない金額だ。
 
 自分たちのクリスマスは、もういきつけとなったワルン(=屋台)とともにあった。
 そのワルンを営んでいるのはロンボク島出身のラミーというおばさんと料理はほとんどできないその旦那さん。
 行くたびに笑顔で安くてうまい食事を作ってくれるので3度の食事うち最低2度は必ず行くようになった。
 今日はラミーのためにタコノマクラと呼ばれるウニが死んでカラカラになって貝のようになっているものを傘のようにして、そこに3人で折った折りヅルを糸でつなげたオブジェをプレゼントとして持って行った。
 ラミーはいつも以上の笑顔でとても喜んでくれた。
 冷蔵庫がないためぬるいファンタでささやかに乾杯。
 今日はいつもよりも一品サービスしてあった。
 宿に戻るともう10時。
 アザーン(=イスラム教のお祈りの時間を告げる声)が響き渡り、パーティ会場から漏れてくるダンスミュージックのドデカイ音をかき消していた。
by haiderinn | 2008-12-25 23:59 | こんな毎日

年末ブルー

a0094201_9455671.jpg 12月24日ですよ。
 年末ですよ、みなさん。
 ああ、子供のころはよかったな。
 そろそろ冬休み前最後の給食で、そうするとクリスマスに合わせたのか、いつもはでないようなチーズケーキのようなデザートがつき、あとはクリスマスプレゼントのことやらお年玉のことやら年末のテレビ番組のことやら雪がふったらいいななんてことやらを考えてればよかったんだからねえ。
 それが30年たったいまでは、ああ、店の大掃除いつやろうとか、ああ、年末調整の資料早くつくんなきゃとか、ああ、早く年明けの帰省の飛行機チケット買わなきゃとか、そしてそして、あああ、年賀状二人で170枚まっさらな状態で残ってんだよ、どうしよう、、、とか。
 こんなほとんど事務作業で、やっぱり今年も追われていき、、、
 クリスマスなんて知るかー!
 明日は通常通りお休みじゃー!
 年賀状書きますわい。

 9年前の今日。1999年12月24日。 ギリ・メノ 晴。
 8時過ぎ起床。
 この島でやることと言えば、食う、寝る、泳ぐ以外はトランプしかない。
 最近は何かにつけて「大貧民」の勝負で小さく賭けをして(たとえば勝ったら夕食代をおごってもらえる)決めることが多くなった。
 今日も午前中日記をつけ(夜は電気が来ない代わりにランプの光で過ごすが、暗くて書く気になれない)、洗濯をしたらトランプ。
 午後からは島の西側のポイントでスノーケリング。
 一帯がかなり大きなサンゴ礁で魚の種類も豊富であることがわかった。
 
 この島はしつこいモノ売りが来ないのがまたよい。
 唯一そういった人がいるとすれば子供が果物売りにくるぐらいだ。
 たいていは女の子で10歳前後に見える。
 お盆ぐらいの籠を頭に乗せて、パイナップル、マンゴ、マンゴスチンなどを売りにくる。
 どこの国でもそうやって働く子供たちは、日本の子供にまねできないほど巧みな英語を操って外国人の大人相手に堂々と値段交渉をする。
 今日もそんな子供がやってきた。
 パイナップルを1個10000ルピアと言ってきたが、そんなに高いことはない。
 取り合わないでいると、たちまち5000、3000と値が下がってきた。
 カンボジアでの感覚からいくと2000がいいところだが、2500からなかなか下がらなくなった。
 最後には2000になったが、今度は二つ買えと言ってくる。
 やり手なのだ。
 仕方がないので明日もう一つ買う、と約束した。
 買ったパイナップルは自分のは十分うまいと思ったが、料理長もナカチャンもすぱくて水気が少ないと言っていた。
by haiderinn | 2008-12-24 10:05 | こんな毎日

新しいものに興味はあるが、結局文句たれてしまうのだ

a0094201_9363748.jpg 最近MAX VALUやいま店に導入された「セルフレジ」っていうやつ、この前使ってみました。
 この「セルフレジ」を見た瞬間、頭の中を同時に思い廻ったいくつかのこと
 「お、おもしろそう。使ってみたい。どうやるんだろう」
 「この機械入れることで給料もらえなくなる人がいるんだろうなあ」
 「使い方わからなくて店員呼びだす人が続出してかえって人件費かかるんじゃないか?」
 「バーコード通さずにそっと袋に入れるやつがいるんじゃないか?」
 「そのためにじっと見張っている店員がいるんじゃないか?」
 「同じ商品を間違って2回通しちゃう人はいなんだろうか?」
 「レジの袋詰めを基本的に店員がやる石垣では、自分でレジをやるなんて面倒臭がって使われないんじゃない?」
 
 で、使ってみました。
 バーコードを通すこと自体はそんなに面倒でもないんですが、通した商品から順に袋詰めしていくとうまく袋詰めできない。
 一応後に人が並ぶかもしれないと思うと、ゆっくりどの商品から袋詰めしようかなど考えながらやるのは気がひけます。
 やはり、表示してあるとおり買い物の点数が多い時はこちらは使わないほうがいいかも。
 訓練されたレジの方にさっさとレジ通してもらったほうがいい。
 でも、まだ飽きていないのできっと次もこちらを使いそうです。
 それにしても、商品ひとつ通すたびに
 「商品をマイバッグにいれてねえー!」
 っていうの、うるせーよ。
 「黙らせる」ボタンをつけてください。

 9年前の今日。1999年12月23日。 ギリ・メノ 晴。
 8時過ぎに起床。
 水の出ないホテルに長期滞在はできない。
 別のゲストハウスに移動。
 この島に自動車は一台もない。
 ドゥッカルと呼ばれる馬車のみが砂とサンゴでできた島の周回道路を回る。
 インドネシアの年間平均気温は30度。
 自分たちは馬車に乗ることもせず、肌に痛みを感じるぐらい暑い中をザックを担いで移動。

 昨日の晩夕食をとったワルン(=屋台)は5000ルピア(1USD=7000ルピア)で、チキンのフライと揚げ豆腐、えびせん、野菜たっぷりスープ、それに山盛りで食べきれないほどのご飯がついていた。
 移動先のゲストハウスからは500mほどの距離があり行くのが大変だったが、今日は3食ともそのワルンで食べた。

 今日のスノーケリングは島の北側、ブルーコーラルと呼ばれるポイントへ。
 沖縄の海ほど変化に富んで鮮やかではないが、少し沖まで出ると美しいサンゴと熱帯魚が棲息していて十分楽しめた。
 午後は島の西側へ。
 こちらにもスノーケリングポイントがあった。
 この島で長く楽しめそうだ。

 満月の夜。
 オレンジ色の大きな月が水平線のすぐ上にごんやりと雲にかすんで輝いている。
 海には月光の道が船のシルエットを乗せていた。
 ああ、ようやく望んだような年末が送れそうだ。
by haiderinn | 2008-12-23 09:56 | こんな毎日

スローな夜にぼんやり想ふ

a0094201_9551076.jpg 昨晩はキャンドルナイトの朔でした。
 いや、あらためてこの雰囲気はいいもんだな、と思いました。
 楽しそうに帰った親子連れ。
 カウンターの常連さんもいつもに増して話が盛り上がる。
 こうして100万人のキャンドルナイトというきっかけがあったから始めたイベントですが、来年はもう少し機会を増やしてやってみようかな。
 写真は、夜の開店前にキャンドルのセッティングのお手づだいに来たチビサクとキャンドル。
 いつもよりおとなしいな。
 去年の今頃はこの人は存在していなかったのに。
 不思議だな。
 今年もいろいろありました。
 いよいよ年の暮れですねえ。

 9年前の今日。1999年12月22日。 バリ島 クタ 晴。
 そもそもアンボン島付近に行こうと思ったのは、そこがインドネシアの中で唯一乾季だからという理由だった。
 しかし現地に来てみると、こちらの雨季というものは一日中雨が降り続くわけではなく、どちらかというと朝方ざっと降って日中は割合晴れていることが多いようだった。
 それなら危険な(しかも行きのチケットがない)アンボン島にこだわる必要などない。
 代案にちょっと考えていたギリ・メノ島で年末を過ごすことに変更。
 ギリ・メノは、バリのお隣のロンボク島の北側に浮かぶギリ諸島のひとつで最も小さく観光客が少ないといわれるところだった。
 朝6時にロンボク島行きの船が出る港があるパダンバイまでのバスに乗る。
 道はよく整備されており、8時には港に到着した。
 車がつくと5、6人のインドネシア人がさっとドアを開けて自分たちの荷物をすぐ横のレストランに運びこんでしまった。
 船は9時だからそこで朝食を取って待てといわれた。
 もし購入したチケットがこの港までなら、もう少し船の時間などを調べたりしていたのだろうが、ギリ・メノまで行くチケットを買っていたので、ツアー感覚で旅程をまかせてしまっていたのが間違いだった。
 そのレストランで高くてまずい朝食を食べていると、さっきの男たちがやってきて
 「船の出港時間が変更になった。早くしろ」
 と言い、さっさと自分たちの荷物を持って先に行く。
 こちらはあたふたとあとを追いかける。
 しばらく走って港に着くと、本当に船は出る直前だった。
 ようやく乗り込むと3人それぞれに荷物を持った男たちがポーター代を要求してくる。
 これが手口だったのだ。
 頑としてポーター代を要求してくる相手に対して、自分のほうは船のチケットをどこかに(たぶんレストランに)おいてくる、という間抜けな状態で最悪だった。
 レストランに戻ってチケットを探す時間もなく、やむなく船のチケットを買い直し(7000ルピア=1USD)、結局男にもポーター代500ルピア渡して追い払った。
 非常に気分悪かったが、こんなとき一人旅と違うのはすぐに気分転換できることだ。
 バカ話をして忘れる。
 すると船の横をイルカの大群が並走して泳ぐのに出くわした。
 50匹ぐらいはいただろう。
 ピョンピョンと飛びながら泳いでいく。
 こんなのは初めてみた。
 
 ロンボク島についてからさらに島の北側まで長時間のバス移動があり、そこからまた小舟に乗り換え、夕闇が迫るころようやく、ようやく目指すギリ・メノに到着した。
 島は思い描いていたように透明な水と白いビーチの最高のところだった。
 港と言っても浜に上陸するだけで、船を降りるともう海に足を入れることになる。
 あまりに気持ちよくて荷物を受け取る前にT-シャツのまま泳いでしまった。
 
 島で一番安い宿は船の発着場から少し離れたところにあるゾラヤ パビリオン(一人15,000ルピア=約2USD)。
 雨季とあってかほかに誰も客がいないようだ。
 チェックイン。
 ちょっと海に行ってみない?
 アンボン島のことなどゴタゴタがあり、ここまで来るのにも嫌なことがありつつ長時間かけてようやく辿り着いたビーチだった。
 3人は大はしゃぎで夕暮れの海につかった。
 ふと気付くと頭の上に大量の蚊。
 ひえー。
 朝からの移動で汗臭い所に蚊がよってきたのか。
 もう上がって早くシャワー浴びよう。
 宿にもどる。
 しかし暗い。
 この離島では電気は日中しか供給されないらしい。
 日が沈んでからは各ホテルで自家発電。
 ところが、いつまでたっても電気はつかない。
 電気がこないとポンプも動かないと見えてシャワーも出ない。
 ナカチャンが様子を見に行ってみる。
 どうやら発電機が故障中らしい。
 「エンジンオイルが切れているけれど買うお金がないんで貸してくれ」
 といわれた。
 とほほ。
 宿の若者がオイルを買ってきて発電機を回そうとする。
 ちょっとついた、、、がすぐ消える。
 だめだこりゃ。
 体はベトベト。
 蚊はうようよ。
 部屋で呆然としていると、遠くでアザーンの音が聞こえてきた。
 ここはイスラム教の島。
 うーん、なんていう夜だろう。
 言葉も少なく明日の朝を待つしかなかった。
by haiderinn | 2008-12-22 10:07 | こんな朔