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猫村さんの新しいやつ

a0094201_8103128.jpg 「きょうの猫村さん 3巻」が朔の本棚にはいりました。
 あいかわらずおせっかい好きな猫村さん。
 猫のお手伝いっていうこと以外は「いかにも」という設定やセリフを描きつつ、どこか微妙に「いかにも」からずれている猫村さんの漫画の世界。
 その「いかにも」さ加減そのものと微妙なズレが心くすぐります。
 私が何を言っているかわからない、という方は朔で猫村さんを読んでみてくださいね。
 あー、毎日ネットでひとコマずつしか進まないという猫村さん、次の巻はいったいいつ出るんだろう。
 
 11年前の今日。1997年5月10日。旅の352日目。フランス パリ。
 この年はフランスにおける日本年だった。
 3月から9月にかけてポンピドーセンターで毎日3本ずつ日本映画を上演していた。
 「座頭市」を見に行った。
 自分にとって初めての座頭市。
 会場では日本人と思われる観客も2割ぐらい見受けられたが、大勢のフランス人がやってきていた。
 始まって直後、勝新の座頭市が暗闇の名k、いあいで何人か切ったときには、会場から思わず笑いがもれた。
 これは、馬鹿にしたものではなく、いかにも、というシーンが嬉しかったのだと解釈したい。
 フランス人が国定忠治というヤクザが民衆のために役人に立ち向かうのがなぜだか理解できたのか、代官や庄屋の役割がわかったかなど気になったが、笑うべきところで笑いが起きていたので、娯楽作品としては楽しんでいたようだ。
 帰りの地下鉄。
 ホームレスとして駅に暮らす人たちがいた。
 ちょっと孤独について考えた。
 世話になったHさんの家は今日で出る。
 明日からはまた一人で宿を探して旅を続けることになる。
 アムステルダムでもパリでも一緒に誰かいた。
 その安心感はなんと大きかったのか。
 やはり友人がそばにいるところで暮らしたい。
 誰かと手をつないでいたい、と思って地下鉄に乗る人たちを見ると、温かい気持ちになり、またちょっと切なくなった。
by haiderinn | 2008-05-10 08:19 | こんな朔
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