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ハナキリン?

a0094201_9512074.jpga0094201_951371.jpg 今は那覇に移ってしまわれたHALERUギャラリーのハレルさんから「ハナキリン」と言っていただいた植物。
 近頃きれいな薄ピンクのつぼみをつけました。
 なんとなくキリンを連想させる形から「ハナキリン」という名前なのかと思っていたら、サボテンの「モクキリン」というのに似ているからだそうです。
 しかし、自分が調べた「ハナキリン」はトゲがあるそうなんですが、店にある「ハナキリン」にはない。
 もしかして「ハナキリン」に似て「ハナキリン」じゃない植物なのか。
 花が咲いたらもう少しはっきり身元が判明するでしょう。
 かなり暑い日が続くようになってきた石垣ですが、今日は曇りで少し涼しいぐらいです。

 11年前の今日。1997年4月10日。旅の322日目。ハンガリー ブダペスト。
 エゲールというところまで日帰り旅行しようと思ったが、朝早く出かける気になれず、のろのろとバス停に着くと、次にバスは11時半までない、と言われた。
 片道2時間はかかるはずだし、別に無理に今日行かなくてもいいだろう。
 宿が快適で安いと、このように余裕が出てきてのんびりといい旅になる。
 ふらふら散歩していると国立公園のあたりについたのでファイン・アート・ミュージアムに行ってみた。
 美術館自体の建物が立派でそれだけで日本にはないなあ、と感心しつつ常設展を見ていくと、ヨーロッパのバロックやロココ時代の作品がたいへん数多く展示されている。
 ハンガリーってすごいんだ、と改めて思う。
 いつの間に誰が集めたんだろう。
 宿に帰る。
 ユースの同室にアメリカ人の女性がいる。
 30代半ばぐらいだろうか。
 低い声でゆっくりと話しをする。
 こちらも落ち着いて話ができる。
 身軽な旅のスタイルや、全体から伝わってくる知的な雰囲気から物書きかなにかかと思って尋ねてみるとそうではないらしい。
 「でも、人間だれしも何かの芸術家だと思うわ。
  私はむかし絵を描いていたことがあるから画家かしら」
 と語った。
  彼女は彫刻公園なるところへ行ってきたそうで、そこには街から排除された共産党時代のプロパガンダ的彫刻が移されてあるらしい。
 「なんだか悲しかったわ」
 と彼女は低く呟いた。
by haiderinn | 2008-04-10 10:15 | こんな朔
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