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こんな正月 ファイナル

 一日ずれているブログ、正月休みということでご勘弁を。1月4日の話。
 とはいっても、お正月休みの最後は休みであって休みでない仕込みの日。
 「あぁぁぁ」「うえぇぇぇ」「やすみがぁぁぁ」
 とようやく布団からはいずり出て、そのままダラダラと延ばし延ばしに店に行くのを遅らせて、結局もう夕方近くになってやっと店へ。
 始まってしまえばいつもの仕事。
 早く始めればいいものをダラダラしていたため、結局夜遅くまでかかって仕込み完了。
 休みよさようなら。さようなら休日たち。

 11年前の今日。1997年1月4日。旅の226日目。シリアからレバノンへ。
 レバノンへは国境をそのまま越える直通バスがある。便利なものだ。
 首都ベイルート到着。
 ベイルートというのは、子供のころからなんとなく耳にしていた街の名前だった。
 それはいつも戦争が続いているような、いつも危険なところのはずだった。
 それがこうして旅行でこの場所に来ることになるとは。
 しかし、いつでも戦争していた、というのはニュースの中の話ではなかった。
 それは街の至る所で銃痕がビルの壁を蜂の巣にし、天井や壁が崩れて危険なまま放置されている建物も少なくないことからすぐわかる。
 復興しているとは言い難い状態。
 宿の周りも非常に荒れていて、近くに営業中のホテルが3件もあるほうがおかしく思える。
 しかし街の中から緊張感はほとんど伝わってこない。
 街角に立つ軍人の数もほかの国と比べて多いということもない。
 何より人々が安心して暮らしているように見える。
 ベイルートの街に面している地中海では、釣り人や海水浴客もいる。ダイバーの姿も見えた。
 海岸に面して整備されている快適な道。
 夕暮れ時の散歩は非常に快適だ。
 ベイルートの人々も楽しそうに歩いている。
 女性の服装も華やかで、隣国シリアとは異なる開放的な雰囲気だ。
 スカーフをかぶったイスラム教の女性さえタイトスカートをはいたりしている。
 夕日は完全な姿のまま水平線に沈んでいった。
 どこかのリゾート地にいるようだ。
 しかも気どり過ぎず、物価も許容範囲。
 戦争の傷跡が激しくのこる、というイメージばかりだったのでかなり意外な感じだった。
by haiderinn | 2008-01-04 23:59 | こんな毎日
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