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かくせない。。。

 店じまいして、いつものようにラジオを聴きながら片付けの時間。
 NHKのニュースが、防衛省の汚職やら関東学院大ラグビー部の大麻の話やら、固い話題をひとしきり終えて、ちょっとトーンを変えたと思ったら話題は「紅白歌合戦」でした。
 もう出場者の発表かあ。
 初出場が8組だか9組だか。
 どうせ自分のしらない人たちばかりだろうなあ。
 と思っていたら、やはり名前も思い出せないような方々。
 そして、「この人たちは久しぶりです」
 といって流れた曲は「わたっし、まーつーわー」
 えーーー?復活してんのお?あみん。
 「待つわ」。そんなにいい曲なのかね。でも多分歌詞を見ずに歌える。
 更に、「このひとは26年ぶりです」と言って
 「くーん、もー、りー、があーらすのむうこーは、かあーぜえのまあーち」
 まじかよ?寺尾聰。
 条件反射で歌いつつ体をゆらしたら、ラジオのアナウンサーが
 「思わず一緒に歌ったり、体を揺らしたりした方がいらしたんじゃないでしょうか?」
 おれだよ。。。どんぴしゃりじゃん。。。おれのために出るのか、寺尾。
 流行ったのは小学生の頃。
 「ザ・ベストテン」でずうーっと、ずううううっと1位だった気がします。
 「いったい何がいいんだろう、この曲」、と思いつつ、今では体を揺らしているんだから世話ありません。
 どんなにi-podの中身を入れ替えても隠せない削除不能な歌の記憶。おじさんの証。

 11年前の今日。1996年12月5日。旅の197日目。トルコ イスタンブール。
 毎晩1時ごろまで、アヤ・ソフィア・ホテルの宿泊者と宿のトルコ人フセインによるトランプの「大富豪」大会が続いている。
 今日はフセインではなく、宿のオーナー タラットさんが入った。
 フセインもそうだが、トルコ人は勝負事にとてもこだわるようだ。
 負けた時は、不機嫌まではいかないが、つまらなそうな顔をしているが、勝った時はうるさいほどに喜ぶ。
 ほかの人がなぜ負けたか、カードの出し方を説明する。
 こちらとしては、ほっといてくれ、といいたいところだ。
 トランプで大勝してご機嫌のタラットさんは、一緒にプレイしていた数人の日本人を向いにある別のホテルの最上階のカフェテリアに連れて行ってくれた。
 同行したのは、自分のほかにOさんとハセガワくん。
 ハセガワ君は大学生で、夜のイスタンブールで変なトルコ人にからまれそうになっているところで出会った。
 カフェテリアからは、ライトアップされたアヤソフィア、ブルーモスク、そして新市街の明かりと黒いボスポラス海峡、金角湾が見える。見事だ。
 タラットさんは地元の酒ラク(水で割ると透明な酒が白く濁る)に酔うと話が止まらなくなり、ストリートにいるトルコじゅうたん屋のせいでイスタンブールのイメージがいかに悪くなってしまったかを説明した。
 トルコの悪人の90%はイスタンブールにいる、ということも聞いたことがある。
 一方でタラットさんは大の日本びいきで、以前に日本に行った時のエピソードも話してくれた。
 渋谷でタラットさんはパチンコというものをやってみたいと思った。
 通じない言葉でパチンコ屋がどこにあるかを地下鉄で近くにいた日本人に聞いてみた。
 すると、相手の日本人も英語もうまく話せないようだったが、身振りで「一緒に来い」とタラットさんの手を引いてパチンコ屋まで案内してくれたそうだ。
 そんなことに大歓迎したタラットさん。パチンコでも出しまくったそうだ。
 きっとそんな体験がタラットさんの「アヤ・ソフィア・ホテル」を日本人宿にしていったのだろう。
by haiderinn | 2007-12-05 11:03 | こんな毎日
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