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今日は何の日 将棋の日

 今日は困った。ブログのネタを考えておくのを忘れていました。
 こんなとき、「今日は何の日」と検索してみます。
 すると、11月17日。本日は「将棋の日」だそうでございます。
 なんでも将軍吉宗がこの日を「御城将棋の日」として御前将棋をさせた故事にちなんだのだとか。なんでこの日が「御城将棋の日」になったのかまでは調べがつきませんでした。
 将棋かあ。昔はよくやりました。小学生の時。
 うまい人はやぐらを組むとかある程度の決まった戦法があるようですが、そのころは好き勝手に動かして、自分の王将が最後は相手の陣のほうまでいっちゃったりして。ゴネゴネのへぼ将棋でしたが飽きずによくやっていたものでした。
 そして、その小学生時代の一時期、ものすごく学校で流行った将棋があります。
 周り将棋とかハサミ将棋とかではなく、その名は
 「軍将棋」
 普通の将棋のこまでやるのではなく、軍将棋として売っている別物です。こんなもの↓
今日は何の日 将棋の日_a0094201_1015146.jpg今日は何の日 将棋の日_a0094201_10151948.jpg


将棋の駒には大将、中将、少将以下の将校やタンク、ミサイル、飛行機はては地雷などの武器があり、すべてそれらは裏がえしにして相手にどの駒がどこに配置されているかわからないようにセットします。
 それらをひと駒ずつ動かして、相手の駒と重なったら表に返してどちらが強いか勝負。負けた駒は外にだされます(復活はなし)。
 で、ここで問題なのは表に返してどちらが強いか見るときにプレーヤー自身が勝負の判定をしてしまってはつまらないんです。相手の駒が何か分かってしまうから。次にはそれよりも強い駒をぶつけていけば勝てるのがわかってしまうから。
 それで、普通の将棋と一番違うのはプレーヤー以外に審判が必要なこと。その審判が重なり合った双方の駒の強弱を見て、ひとりでうなずいたりしながら、勝ったほうをまた将棋盤に戻す。これがないとおもしろくない。
 また将棋と違うのは、一番強い駒を取ったら勝ちなのではなく、相手の総司令部と呼ばれる一番奥の真ん中の場所を取った方が勝ち、というところ。
 基本的に軍の上位の役がつよい(大将は大佐よりも強いなど)のですが、たまに強い駒が地雷と当たってしまってたいして働かないうちに死んでしまうという悲劇も起きます。
 地雷にうまく工兵をぶつけると勝つ。工兵はほとんど地雷にしか勝てないような弱っちい駒なので、地雷にうまくあてた時は快感!
 いやらしいのはスパイ。地雷にしか負けない大将に勝ってしまう。なぜだろう。
 まあ、こんなマニアックなゲームなのですが、みなさんの地域でははやりませんでしたか?
 紙上の戦争なので平和なもんです。

 11年前の今日。1996年11月17日。旅の179日目。グルジア トビリシ。
 日曜日。公園はフリマのようになっていた。
 驚いたのは多くが自分で描いた絵などを売る芸術作品の出品だということ。
 きっとソ連時代もこの国では芸術は大切にされてきたのだろう、と想像される。
 次に食品市場へ。
 ここもなかなかの盛況ぶり。これだけの人がいたのか、と驚いた。
 ウォッカがひと瓶1~3ラリ(100円~300円)と非常に安い。
 市場の周りには雑貨屋、花市なんかもでている。
 ここに来なかったらトビリシは本当に暗い街だという印象ばかりが残ったに違いない。
 更に美術館へ。
 多くはグルジア国内の教会の壁画のコピー。
 他にカンディンスキーが一品あったが、だいたいがコピーで、質の悪いものもある。
 貧しい国の事情がもろに出ている。
 日本はその点本当にめぐまれている。
 夜はシャロワとレラの家へ。
 質素だけれどとても上品な家庭。チャイとチョコレートで歓迎してくれた。
by haiderinn | 2007-11-17 10:27 | こんな毎日
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