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仕切りのカーテン チェンジ というささいな話題

a0094201_1323095.jpg まあ、ブログ上の話題にするようなことでもないのですが、トイレの手前にかけてあった布が替わりました。
 今まではピンクのカーテンでしたが、ならびの器と雑貨の店「蓮屋」さんから写真のような布を購入して付け替えました。
 a0094201_1372291.jpg 数ヶ月前にこの同じ布が「蓮屋」さんに入荷していたのですが、買おう、と思ったとたんに売れてしまっていました。
 柄を近くで見るとこんな感じです→
 可愛らしいでしょ。
 どうしてか象の形というものに魅かれてしまいます。
 しばらくはこれと以前のピンク布とを交替で使います。
 よろしく、というのも変ですが(じゃあ言うな)、よろしく。

 11年前の今日。1996年11月13日。旅の175日目。グルジア トビリシ ズラさん宅。
 一晩明けて隣の部屋に行ってみると家族5人がほとんど床に寝ていた。
 きっと自分が寝ていたのはズラさん夫婦が普段寝ているベッドなのだろう。
 突然の見知らぬ訪問者にそこまでの親切。
 家族の様子も少しわかってきた。
 ズラさんはどうも失業中らしい。
 朝から晩まで外に出て働いているのはお母さんだけ。
 息子二人は働いている様子はない。
 昼ごろから二男のヘビメタドラマーで英語が少し話せるラシャ君とその友達のジマ君が町を案内してくれた。
 ラシャ君は歌で英語を覚えたようだ。
 ここでは一番身近な外国語はロシア語。
 トビリシの街は全体的に白っぽく静かだった。
 繁華街はそれでも車通りが多く、店も建ち並んでいるが、どこもはやっている様子はない。
 人々はあちこちにある小さなスタンドで食糧や酒や新聞を買っているようだ。
 やることもなく街に立っている男がたくさんいる。
 不景気なのだろう。
 「10年たてばこのまちもよくなるよ」
 とラシャ君は言う。だが、皆そんな希望を抱いているような顔には見えない。
 ずいぶん歩いて彼らが連れて行ってくれたところは動物園だった。
 しかし、その入口ではなく、裏の金網を乗り越えての入場。
 彼らはとにかくお金がない。
 動物園の中は比較的若者も多く来ていたし、小さな遊戯施設もあって、たまに歓声もあがっていたが、10代、20代の若者が遊ぶ場所にしてはあまりに寂しすぎる。
 動物も少ない。犬が動物園にいるのを初めて見た。
 ジマ君は頻繁に道端につばを吐くようなやつだったが、そんな彼もヘビメタのラシャ君も教会に入るときには十字を切っていた。
 二人とも教会に描いてある絵が何の絵なのか大抵は説明できた。
 その夜、レワン、ラシャ兄弟の友人のダトー君、ザザ君がズラさん宅にやってきた。ズラさんの友人もやってきた。
 こうして毎日のように皆集まって夕食をとるのかもしれない。
 食事はジャガイモとモツの煮込み。レバーと玉ねぎの炒め物。カブやニラのサラダ。それにパン。とても質素だ。
 こんなところによそ者の自分が来ては申し訳ないと思うが、みな気にしている様子はないのでこのまま泊っていよう。
by haiderinn | 2007-11-13 01:42 | こんな朔
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