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タナからほほ肉

a0094201_915769.jpg 最近食べたまかないで一番豪勢なものはこれでした。
 石垣牛のウマ煮。
 実は、牛肉の仕事をなさっているお客様から牛のほほ肉をいただく、という幸運が舞い込んでまいりまして、1kgもいただいたその肉、どうしようか、と最初は少し焼肉にしてみました。
 が、ほほ肉というのはどうも固くて焼肉向きではないようです。
 それで赤ワインなんかをつかって煮込みにしよう、ということになりました。
 作ったのは料理長。自分はすっかり洋風なものができてくる、と思っていたのですが、、、
 食べてみると、うめーーー!
 こ、この味は中華風。
 そして、どこかで食べた覚えが、、、
 東京池袋北口の中国東北部料理「永利」(えいり)の牛のウマ煮の味だ!
 客のほとんどが中国人というかなり本格的にうまい中華料理屋「栄利」の味に及ばないのはあたりまえなのですが、十分うまい。
 あー、「永利」行きたいなあ。
 黒酢をつかったてんこもりの酢豚もうまいんだよなあ。
 豚の背骨っちゅうのもあったなあ。
 そしてデザートの茶碗いっぱいの杏仁豆腐やマンゴープリン。
 うまかったなあ。
 それにしても、こんなものが食べれたのもほほ肉を持ってきてくれたMさんのおかげ。Mさんありがとうございます。

 11年前の今日。1996年10月17日。旅の148日目。イラン ハマダン。
 イスファハンからの夜行バスは早朝、というかまだ夜中の4時半に到着した。
 テヘラン行きのバスだったが、大勢のイラン人がバスから降りた。
 寒い。この時期すでにモーレツに寒い朝。
 早く大陽があがってほしい。みんなぶるぶる震えている。
 すると、誰かがその辺の木を集めてきて点火。
 焚き火だ。
 バスターミナルがある町中でだ。
 日本だったら即座に非難されそうなことだが、ここではあり。
 みんなで暖をとった。
 というか、イラン人なのになぜこんな場所に居続けるのだろうか?家とか目的地はないの?
 自分は、ハマダンには泊まらず、また今晩のバスで次のテヘランまで移動するから、ひとまず朝がくるまで待っている。
 ハマダン。ここにはなにがあるか、というと洞窟がある。
 アリサドルケーブといって、洞窟の中に水がたまっていて、船をこぎながら洞窟見物する、というめずらしい場所だった。
 ようやく日が昇りほっとする。アリサドル村行きのミニバスも出発。
 バスの中で若い女性に話しかけられた。
 アリサドル村の女子高の英語教師をしている人。
 美人だな、と思っているとちょっと産毛のひげが生えていたりした。
 英語が話したいののかたくさんのことを教えてくれた。
 イラン人は外国人が思っているほど抑圧されてはいない。十分楽しく暮らしている、とのこと。
 ハマダンはレーダー基地があるため、イラン・イラク戦争のときに爆撃を受けて多くの犠牲者を出したこと。
 イランの女子学校にも体育の授業があり、黒いチャドルを羽織ったままバスケットボールやバレーボール、ピンポンをしていること。水泳もあること(どんな格好で泳いでいるかは聞けなかった)。
 イランの女性はチャドルで覆われていて、その個性まで奪われているかのように一見思われるが、そうでもないらしい。好奇心旺盛で、楽しげでおしゃれもたのしんでいるらしい。
 アリサドルケーブは正直たいしたことなかった。最初の15分間は物珍しさで楽しめたが、水が入っているという以外はただの洞窟だった。
 その夜、テヘランに向けて出発。
by haiderinn | 2007-10-17 09:18 | こんな毎日
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