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大風の中

台風15号の停電中、カメラは動きましたので、台風の間我が家はどんな風だったのか、ほんの少し写真でご紹介。
a0094201_930537.jpg 窓から見えた景色です。あまり伝わらないかもしれませんが、遠くに見えるヤシの木が折れ曲がらんばかりにしなっています。自分たちが住んでいるのは町中なので建物も多く風の勢いは少しそがれるというものの、ときおり窓ガラスが割れんばかりの強風と塩分をたっぷりふくんだ雨がたたきつけます。
a0094201_9334098.jpg ほうっておくと窓の隙間から水が入ってきて部屋がびしゃびしゃになるので新聞紙を窓の下につめるのは基本の台風対策。
 詰め物がないと、ひどいところでは水が噴き出すように入ってくることになります。内地の方が沖縄旅行に来た時に運悪く台風に当たったら、お泊りの宿では必ずこれをした方がいいですよ。

a0094201_9375068.jpg うちは3階建ての2階部分の部屋なのですが、おそらく建物の壁から入ってくるであろう水が天井から雨漏りとなって落ちてきます。
 あまりに範囲がひろくて、ここは駅か!というような雨漏り対策。ゴミ袋を天井に張りつけて、雨水を一か所に誘導して落としました。ジョバジョバってかなりの量の水が落ちてくることもあります。
a0094201_9414911.jpg そして右の写真は仏壇ではなく、食卓の風景。フライパンで焦げないようにご飯を温め、持ち帰ったカレーをいただきました。こんなときはカレーが一番。
 ろうそくの明かりは懐かしいですね。夏ならこれは相当暑いことになるでしょうけど、今の季節なら大丈夫。
 こんな我が家の停電の一日でした。
 

 11年前の今日。1996年10月8日。旅の139日目。イランへ。
 朝、パキスタン側の国境の町クイ・タフタンに到着。イミグレの手続きを待つ長い列に並ぶと、ならんでいる人が「お前はあっちだよ」と外国人用の列を教えてくれた。
 ここの国境はすんなり通ることができた。さようならインド圏。
 イラン。国境付近最大の町ザヘダンへ。ピックアップトラックがタクシーがわりに走る。
 ずっと砂漠の風景。こんなところで育った人が日本人と考え方が違うのは当り前だろう。
 それにしても道がいい。舗装がきれいだ。
 これは噂にも聞いていたが、イランは石油で潤っているので道路など町のインフラはよく整っているらしい。
 砂漠の中のオアシスのように突然町があらわれる。ザヘダン到着。
 町中もよく整備されている。並木道もきれいだしちゃんとした公園もある。
 ザヘダンには用がないので、最初の目的地バムまでさらに移動。
 イランはバスも発達していて、バム方面に向かうバスは簡単に見つかった。
 バムまで5時間。驚いたことにバスが混んでいない。
 なんでこんなことに驚くのか、というと、パキスタンまでは、バスとうのは満員になるまで発車しないものだと思っていたからだ。長距離バスには定刻というものがあるのだろうが、なぜかどれも満員だし、ラワールピンディからイスラマバードなど小一時間の距離のバスだと、満員になるまでぎりぎり乗客を詰め込む。逆にいうと客が少ない時間はなかなか出発しない。
 客が満員になるとアシスタントの男がバスをバンバンとひっぱたいてOKの合図を出し、「チャロー(行け)!」と言って騒々しく走りだす。
 それと比べるとまたイランのバスはまた静かだった。
 ようやくバムへ到着。
 イランではチェロケバブがうまい、と聞いていたので早速食べに行く。どこにあるのか、尋ねているうちに一人のイラン人のおっさんが一緒に連れて行ってくれた。
 チェロケバブは、一見すると単なるバターライスなのだけれど、実はライスの中にケバブと呼ばれる焼いた羊肉が埋まっている。肉は焼き鳥大の大きさ。
 おお、噂どおりうまい。
 もりもりっと食べるとすぐになくなってしまった。
 そしてちょっと高めの値段だった。高級料理なんだろうか。
 イラン人のおっさんが連れて行ってくれたところもちょっと洒落目のレストランだったし。
 そう毎日食べるわけにはいかないようだった。
 しかし、なにもかも新鮮な感じがする。これまでしばらくいたインド文化圏と一気に様子がかわったからかもしれない。国境をちょっと越えるだけでこれだけ雰囲気が変わるのは、中国からネパールに入ったとき以来だ。
by haiderinn | 2007-10-08 09:49 | こんな毎日
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