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投票にいきませう

a0094201_158244.jpg 本日7月29日は参議院議員通常選挙の投票日ですな。せっかくの選挙権。もったいないから行きましょうね。選挙。
 さて、数週間前、料理長の昔のバイト先での友達が東京からわざわざ石垣のわが店まで足を運んでくれました。彼は「週刊金曜日」という雑誌の記者。その縁で朔にも「週刊金曜日」を置くことになりました。といっても、石垣に届くのはたいてい土曜日。昨日も新しいのが届きました。まあ、堅い雑誌です。「美しい国」とかいう安っぽいスローガンでももって憲法変えていこうとする勢力に反対!という人が読むといい雑誌かもしれません。
 入口入ったところのチラシを置く台においてありますのでご自由にご覧ください。

 11年前の今日。旅の68日目。インド バラナシ 7日目。
 下痢もおさまってきたが食欲があまりわかず、バナナで多少力をつけて駅へ。
 次の町へのチケットを購入。西へ西へ進んできた旅だが、ここへ来て初めて東へ向かう道を選択した。次の目的地はブッダガヤ。
 体力が落ちていたので、どんどん西へ進んでしまいたい弱気な気持ちもあったけれども、まだ好奇心は衰えていない。その前にインド東部と南部を回ることにした。
 バラナシはヒンドゥー教の聖地でヒンドゥー教徒は死ぬと亡骸をガンジス川に流すことを願い、最後の日々をこのバラナシで死を待ちながら暮らす人たちもいる、というようなことは本やテレビの知識として知ってはいた。宗教を意識することが少ない社会で暮らす自分にとっては、やはり特殊な町だ。
 できれば、どっぷりと、生きるとは、死ぬとは、などという重要なテーマについてガンガーを眺めながら考えたいものだ。そんな高尚なことができなくても、信仰の町の雰囲気だけでもゆっくり味わってみたいものだ。
 しかし、、、、させてくれない。静かに死を待つ人を迎える町のインド人たちは、街角で「リョーガエ?ハシシ?ジキジキ(=売春)?」と全く欲望直球ど真ん中の誘いをかけてくる。
 ヒンドゥー教の修行者サドゥーかと思っていたインド人が、頼んでもいないのに人の顔に無理やり顔料でビンディー(インド人のおでこについている赤い点)を描き、代金をせびる。
 死んで川に流される前の火葬の現場で物思いにふけろうとおもっていても、いつの間にか勝手にガイドを始めて料金を取ろうとするインド人がいる。
 川沿いを歩くと握手を求めてくるフレンドリーなインド人かと思いきや、手を握ると次の瞬間には有無を言わせず腕のマッサージを始めて、気づくとパラソルの下に横たわらされて全身マッサージにもちこまれている。
 「マスター、ハッピーか? もしハッピーならプレゼントをくれ」と、全身をマッサージされてハッピーと言わざるを得ない状況になっている。
 そして子供たち。絵ハガキ売りの子供たちがたくさんいる。子供だけに難しい。ちょっと笑顔を見せたり相手になったりすると、ますます断りにくくなる。そしてたくさん集まってくる。
 あんまりたくさんあつまってしつこく離れないので、つい「チャロ(あっち行け)!」と言ってしまった。すると、その中の一人の子供に「ユー チャロ(お前があっち行け)。ここは僕の町だ!」と言われてしまった。全くその通りでございます。はい、反省しております。11年たってもわすれられません。
 しかし、自分はちょっとだけ静かに川を眺めていたいだけなんだよ!
by haiderinn | 2007-07-29 02:51 | こんな朔
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