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夏の期間限定メニュー 第一弾

夏の期間限定メニュー 第一弾_a0094201_1074518.jpg 梅雨明けと同時に、ここまでかというほど夏らしい日差しや蝉の声になってきた石垣島です。朔でもこの夏いくつか夏らしい期間限定メニューを準備しておりますが、今日からその第一弾が登場します。
 プラムソーダです。ピンク色はもちろん生のプラムの果肉からつくっています。かわいい感じでしょ?中ではソーダがシュワシュワとなっていて夏らしさを演出しています。甘酸っぱいフプラムごと太いタピオカストローでのんじゃってください。おいしですよ!
 このあとも夏メニューが続々登場予定。今度はアジア風なものが登場するはず。

 11年前の今日。旅の33日目。チベット行きのバスには旅行者だけではなく地元のいろんな人たちが乗っている。その中でひときわ目立つのは独特の服をまとったラマ僧の方々。黄色とあずき色の僧衣は日本の地味な坊さんのイメージとはそれだけでもえらい違いだ。3人ほどいた坊さんの中に小学生ぐらいの年の坊さんがいた(これ自体日本にはないなあ)。坊さんとは言えまだ子供だからか人懐こく寄ってくる。吸い込まれるような笑顔だ。じっと自分の顔を見てはメガネが気になっている様子なので貸してあげた。とても喜んでいる。きっとこの子もお経の読み過ぎかなにかで近眼なのに違いない。自分ぐらい度の強いメガネを目の良い人がかけるとクラクラしてすぐ返してくるはずなのに、「もらった」と勘違いしてないか?とこちらが幾分不安になるほど、ずっとうれしそうにかけている。しばらく貸しておいた。
 ラサまであとどれぐらいかなあ。大きな町に着いた。ナチュというところ。すると何かバスが物騒な雰囲気につつまれた。公安(警察)と銃を背負った軍人が乗り込んできた。乗客のチケットと身分証明書のチェックをしている。自分たちはパスポートを見せる。緊張したが、自分たちに対して厳しい扱いはしなかった。むしろチベット人と思われる人たちへの対応が厳しい感じだった。
 やがて、先ほどの坊さんたちが外へ連れ出された(メガネは返してもらった)。何十分か経過した。しかし、坊さんたちは戻ることが許されなかったようで、バスは彼らを置いて出発してしまった。
夏の期間限定メニュー 第一弾_a0094201_10384236.jpg やがてバスは広い高原から川に沿って走る狭い道へと入って行った。川と反対側には崖が迫っている。いつ落石があってもおかしくない。ドライバーはものすごい速度で飛ばす。その緊張感を和らげてくれたのは川下に進むにつれ広がっている菜の花畑だった。なぜか桃色をした小川も見えた。馬車を走らせる人。迷路のような家並み。川で遊ぶ子供。これだけでも1400元払った価値があるなあ。
 夕方4時。無地ラサに到着。約28時間は上出来だ。O君、O田さん、マルコス・N川さんとともにバナクショーホテルのドミトリーに投宿。
by haiderinn | 2007-06-24 10:39 | こんなメニュー
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