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マウーリィ

a0094201_10125775.jpg 例によっていただき物ネタ。「マウーリィ」というらしいです。「モーヤー」という人もいますが、調べてみると八重山では「マウーリィ」と呼び、「モーヤー」は沖縄本島での呼称らしいです。和名は。。。。「キュウリ」。は!??キュウリと呼ぶにはでかすぎるんですけど。というか、色も赤いし、いくら内地にないものとはいえ、むしろヘチマとかよんでくれたほうがまだ近い感じです。大きさがだいたい30cmぐらい。
 沖縄は瓜が身近な食材となっていることが多いです。ゴーヤをはじめ、ナーベラーとよばれるヘチマは味噌煮でよく食べます。自分の住んでいた東日本ではヘチマというものの存在はあっても食材としてそんなに身近でなかった。冬瓜もシブイなどと呼ばれますが、今頃の季節は内地では見かけないようなドデカイやつがスーパーなどでも売っています。
 というと、こちらの食材はよほど変わったものばかりで、内地で手に入るようなものは売っていないのではないか、というイメージをもたれる方もいるかもしれませんが、昔の八重山ではどうだったかわかりませんが、今何軒もある大きなスーパーの中は内地とそう大きく変わりはないと思います。もちろんキュウリやカボチャだってごく普通に売っていますよ。

 11年前の今日、というミニコーナーを始めて30日目になります。トラベラーズカフェ朔が誕生する元の元となった自分のユーラシア大陸横断の様子です。上海から始まり中国を内陸へ内陸へとはいってシルクロードの敦煌にたどり着きましたが、ここから進路を南に向けチベット方面へ向かうことになりました。今日はいよいよ敦煌を離れゴルムドへ。
 やむなく正規料金(400元=5200円)を払ってバスに乗る。バスでの長距離移動は初めて。舗装道路とはいえひどい振動だ。しかし細かい振動が気になっているうちはまだよかった。坂道を走るうちにスピードが落ちたと思ったら、エンジンがひきつり始め、しまいに止まってしまった。乗客は降ろされる。なんともひどいバスに乗り合わせたと思ったのだが、それから何度も中国のバスに乗ってわかったのは、中国の長距離バスは必ず、必ずと言っていいほど故障する。どこか途中で降ろされる。そのときすごいのは、運転手や助手がなんとかエンジンを自分でどうにか直してしまうこと。
 しばらくしてようやく走り始める。ロバより少しましな程度のスピード。ゆっくり走るので揺れも少なく心地よい。いつの間にか眠ってしまった。。。が、不意にものすごい振動だと思ったらいつのまにか舗装がなくなっている。そのうち砂利道すらものないところをラリーカーのごとく砂埃を巻き上げて走り始めた。
 この道はまだ未完成のようだ。途中でカザフ族か何かだろうか、少数民族と思われる顔つきの人々が道路工事をしていた。砂漠の酷暑の中での作業だろうにみんな焼きたてのパンが笑うように茶色い顔から白い歯をこぼしてバスに向かって手を振って歓声を上げていた。基本的にのんきなんだ。きっと工事もそんなペースで進むに違いない。完成はまだまだ先だろう。
 ようやく舗装道路に戻った。両側は砂漠。かと思うととつぜん草原に出くわす。雨季にはいったからか川も流れている。ラクダが水辺に集まる。
 出発から10時間経過。ようやく食事。まだつかない。その後もまた悪路。体が30cmは座席から浮くような振動の中、ボロバスは進み続け、自分もボロボロになり、夜もかなり更けたころようやくゴルムドに到着。中国バスの洗礼をうけた日となった。
by haiderinn | 2007-06-21 10:22 | こんな毎日
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