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八重山の伝統?

昨晩は7時まえから料理長一人で営業させていただきました。
と、そんなときに限ってたくさんのお客様にいらしていただいたようです。ずいぶんお待たせしてしまった方もいらしたようで申し訳ございません。
 それというのも昨日は私だけ友人の結婚披露宴にお呼ばれされていたからでした。
 内地の方は沖縄の結婚披露宴というのが、どういうものかご存じない方も多いと思います。私も実際に見た経験は少ないのですが、聞いた話も含めていうと「余興」についての熱の入れようが内地のものとはずいぶん違うようです。余興の数も多い。昨日でいうと6つ。新郎、新婦の友人代表スピーチはこれとは別枠であるんですよ。内地でいうとスピーチそのものが余興の一環というところもあるんですが、スピーチは余興の数には含まれないんでしょうね。そして、一つの余興にでる人数も多い。多くて動きが激しい。なんでそんなことができるか、というと専用の舞台があるから。昨日はホテルの宴会場だったのですが、いわゆるひな壇よりも高い位置に舞台があり、まあ、メインは新郎新婦か余興かといえば、かなり微妙なところで、やはり「余興!」と言わざるを得ないでしょう。
 余興は八重山伝統の「座開き」というものでたいてい始まります。民謡の「ばすぬとぅるい(鷲の鳥)」とか「あかんま(赤馬)節」の演奏に合わせて踊ります。昨日は新郎の妹(内地の人)も踊ってくれました。ここまでは、たいてい同じです。そして友人たちの余興が始まるわけです。
披露宴に着てくるスーツやドレスをそのまま着て出る人はいませんでした。何かのコスチュームに着替えるのは基本。たいてい何かかぶっているか顔になにか書いている。まあかぶるとか着る、というのはいいんですが、脱ぎますね(男です。もちろん)。「イロモノ」です。昨日は最終的に「イロモノ」に走る余興が3組(普通あっても1組だろ)。みな友人のために自分を捨てるのか、単に好きなのか。新郎新婦がどんなにきれいに着飾っていようと、内地から両親、親戚が来ていようと関係なし。八重山芸能の心意気をみせつけます。たとえば、このように
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a0094201_1030938.jpgそして、最後は、人が集まるとたいてい左の写真のようになります。写真ではわかりにくいですが、カチャーシーといってみんなで踊る。あ、最後といっても余興の最後ですから。はちゃめちゃになっておわるわけではなくそのあとに新郎の謝辞でしめ。一応披露宴だったことをみんなに思い出してもらってめでたく終了。
 店に戻ってみると皿の山。ありがとうございます。家に帰ったのは1時でした。
 
by haiderinn | 2007-04-23 10:37 | こんな毎日
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