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石垣を石油に頼らない社会にかえたいなあ

 東京のローカルFM局J-WAVEに「JAM THE WORLD」という番組(平日の20:00~21:50)というニュース、時事問題を中心とする番組があって、東京に住んでいたころには仕込みなどしながらよく聴いていました。
 今番組HPをみるとナビゲーターは私が聴いていた当時とは随分違って、津田大介や堤未果なんかが入っていてびっくり。
 特に堤未果は「貧困大国アメリカ」の著者。
 この本を読むと、教育や医療に競争原理をもちこむとこんな悲惨な未来が待っているよ、ということがよくわかります。
 今やアメリカでは監獄の中にまで企業が入り込んでいるんですよ。
 受刑者はローコストで使える資源ということらしいです。
 すごいですね。

 その堤未果の「JAM THE WORLD」に、このブログで何度も紹介しています環境活動家の田中優さんが出演された、ということで、ぜひ聴きたいと思っていたんですが、なにせ平日夜の東京ローカルなのでradiko.jp でも聴けないし、あきらめていたところ、どなたかがYou TubeにUPしてくれていました。

田中優さんのほかに哲学者の萱野稔人が出演していますので、よかったら聴いてみてください。



 田中さんの発言を軽くまとめますと、こんなことを言っています。

  昨年の東京電力が行った計画停電8日間のうち本当に必要だったのは2日間だけ。
  不要な計画停電は原発に反対するとこうなるぞ、という脅し。

  関西電力は原発再稼働は電力需給のせいではない、と自ら何度も言っている。
  原発を廃炉にすると資産から負債になってしまう。
  毎年赤字を出している関西電力は資産が減ってしまうと数年で倒産してしまう。
  困るのは株主や融資元の保険会社や銀行。
  再稼働を後押ししているのはこれらの金融機関。
  それを抜きに再稼働の賛成、反対を言うのはおかしい。

  原発をなくすためには、自然エネルギーに代替させるのではなく、少し省エネすれば済む。
  去年の東京の節電率は22.5%。
  これだけで原発は不要になる。

  節電はピーク時の10%しか使用していない家庭ではなく企業でやらねば意味ない。
  企業の省エネ努力はこれ以上できない、というのは嘘。
  照明やエアコンを帰るだけでもかなりの省エネが実現できる。

  自然エネルギーは脱原発のためではなく、エネルギーセキュリティーのため。
  日本はエネルギー自給率たった5%。
  毎年23兆円をエネルギーのために海外に支払っている。

  成長を必要とする社会は、安い原油価格を前提にしていた。
  それがありえなくなったこれからの社会は、金に頼らなくても大丈夫な部分を広げていくことが必要。
  例えば、周りの自然の中に食べるものはあるはず。

  太陽光発電はスケールメリットがない。
  逆に言うと小さくても効率は悪くならない。
  家庭は太陽光発電で自給の道へ。
  産業は安いものを求める。
  エネルギーの本当の値段を開示すれば自然エネルギーにいきつく。
  東京電力は利益の91%が家庭の電力需要。
  使用料の80%は企業である。
  ピーク時の電力は本当は高いのに無理に安く設定してあるから、ピーク電力需要は減らない。

  これからの社会では企業にぶら下がるのではなく、起業が必要。
  自分の意思と責任と力で社会をつくる人が必要。


 以上です。
 だいたいいつもいっていることですが、是非聴いてみてください。

 石垣は最近はハイブリットカーも少し見かけるようになりましたし、太陽光発電パネルをつけている建物も随分できてきましたが、車社会の石垣でガソリンは必須。
 発電所も重油を使った発電所が2か所(合計66,500kw)とガスタービン(軽油やLNGなどを使うそうです)が1か所(10,000kw)と、原油が一気に値上がりした時、島の生活はかなりの影響を被りそう。
 そもそも観光に依存している島なので、燃料価格が高騰すると観光の足たる飛行機の運賃に跳ね返り、これも相当の打撃になりそうです。

 全てを解決することは難しいですが、たとえば、走行距離が長くない島なので電気自動車で生活することは、ガソリン価格の高騰というリスクを回避するためにぜひとも必要だし、可能なのではないかと思います。

 それから、公共施設の屋上で太陽光発電すべき。
 これだけ日照時間が長い島のメリットを生かさない手はありません。
 蓄電池と組み合わせて設置することで、台風の時の停電リスクの回避にもなるし、売電もできるなら苦しい財政にもメリットがあるはず。
 いまのところ、固定価格買取してもらえるのは10kwhまでということなので、それ以上の規模で発電して売電するためには自分で電気の買取先を探さないといけないようです。
 が、原油価格の高騰が進み、この先太陽光発電設備への投資額が低くなっていけばいずれ、公共施設の屋根で発電した電力のほうが安くなる日も来るはずですし、そうなったら本格的に市の発電をしてほしいものです。なにせ屋根はたくさんあるでしょうから。

 島へ来る人の足は原油に依存した飛行機を使う限り、原油高騰での影響は抑えられそうにありませんね。
 これは、オーランチオキトリウム(石油をつくる藻)など原油にかわる炭素燃料の開発などを待つ必要があるかもしれません。
 オーランチオキトリウムは「熱帯から亜熱帯域にかけてのマングローブ林や河口域など、海水と淡水の入り混じる汽水域を好む」(ウィキペディア)なので、まさに石垣で研究開発するのにふさわしい生物のようですね。
 研究開発施設を石垣に誘致すれば、もしかしたら将来はエネルギーを売ることもできるようになるかもしれません。
 ただ、オーランチオキトリウムはどうやら光合成をしない(二酸化炭素を吸い取ってくれない)ようなので、地球温暖化には良い影響はでないかもしれない。
 オーランチオキトリウムで作った燃料でガソリン車や火力発電所が安く稼働してしまったら、エネルギーセキュリティーは守られるかもしれないけど地球温暖化は進行してしまう。
 やはりだめかも。。難しいですね。

 では、7月23日~28日までの週替わりメニューのご紹介です。
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 今日のカレーは「キーマカレー」から始まります。
 なくなり次第、次の「豆カレー」にかわります。
 朔の「キーマカレー」は鶏ひき肉たっぷり使用。
 汁気はさほどないのでドライカレーのような密度の濃さ。
 グリーンピースが苦手な方は事前にお知らせくださいませ。

 今週のサラダは「オクラ、きゅうり、ミニトマトのサラダ」です。
 生姜とごまのドレッシングでさっぱりとどうぞ

 今週のデザートは「パイナップルケーキ パッションフルーツクリーム」です。
 夏の味覚のコラボ。
 しっとりした香りのよいパイナップルケーキ。
 バターをつかったクリームにしたパッションフルーツソースをそえています。
by haiderinn | 2012-07-23 14:02 | こんな毎日
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